白河夜船

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041800072

白河夜船

  • 著者 吉本 ばなな
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
1998年04月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784041800072

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「白河夜船」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古本市で見つけたとっておき。すごく良い。本当にこれ良いね。どれくらいっていうと、好きな人と一緒に過ごしていてその時間の終わりが来るのがいやでたまらない感じ。読み終わるのが。読後、読んでいる間聞こえなか 古本市で見つけたとっておき。すごく良い。本当にこれ良いね。どれくらいっていうと、好きな人と一緒に過ごしていてその時間の終わりが来るのがいやでたまらない感じ。読み終わるのが。読後、読んでいる間聞こえなかったエアコンと時計の秒針と遠くの車の音が戻ってきて不思議な感じの中ついボンヤリしてしまう。よしもとばななさんの本はもの悲しくて寂しい夢が印象的に出てくる。小説だけの話じゃない。実際、夢が現実に与える影響は大きい。現実と非現実の差は薄い。その扉の向こうの気配を優しく美しく強烈に感じさせてくれるから魅かれる。 …続きを読む
    桜もち
    2018年05月04日
    54人がナイス!しています
  • 「夜」三部作。とりわけ胸に迫るのは、夜の帳を色濃く感じさせる『白河夜船』。意識のない妻。罪悪感を感じない為にその愛人の立ち位置を真っ暗闇の無に置いた。無意識が呪いとなり、眠りと死を誘うような設定がとて 「夜」三部作。とりわけ胸に迫るのは、夜の帳を色濃く感じさせる『白河夜船』。意識のない妻。罪悪感を感じない為にその愛人の立ち位置を真っ暗闇の無に置いた。無意識が呪いとなり、眠りと死を誘うような設定がとても順当で、真っ当で美しいと感じた。男のズルさ、あざとさは微塵も感じない。目を閉じて、浅い眠りを貪って誤魔化していた。共犯。あの日々は危うい夜の果てだった。。しらじらと明けるひんやりとした空気感。こんなに納得できる美しい不倫の話は初めてで驚いている。『この世にあるすべての眠りが等しく安らかでありますように』 …続きを読む
    紅香
    2015年05月06日
    43人がナイス!しています
  • 白河夜船は夜の三部作。表題作では、現実と見紛うほどのリアルな夢を見てしまうシーンがある。大学時代からルームシェアしていた仲よしの、でも自殺してしまったしおりの夢。二人で何か言いながら白いチューリップを 白河夜船は夜の三部作。表題作では、現実と見紛うほどのリアルな夢を見てしまうシーンがある。大学時代からルームシェアしていた仲よしの、でも自殺してしまったしおりの夢。二人で何か言いながら白いチューリップを花瓶に生けている夢。目がさめたとき、現実世界の方が妙にふわふわするほどの熱い夢。それがすごく印象的だった。「現実」とか「実際」って実はなんなのか分からなくなる。夢の中だけでも会えれば良いなあと思った。悲しかった。もうこの世では会えない人なら、それは「会った」とみなしていいんじゃないかね。 …続きを読む
    桜もち
    2020年03月20日
    38人がナイス!しています

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