火宅の女 春日局

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1992年01月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041630136
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火宅の女 春日局

  • 著者 平岩 弓枝
  • カバーデザイン 桜庭 文一
  • カバーイラスト 蓬田 やすひろ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1992年01月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041630136

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「火宅の女 春日局」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 先月までBSで放送されていた『葵三代』で樹木希林さんが演じていた春日局は明智光秀の重臣、斎藤利三の娘であり家光の乳母という運命をどう生きたのかが描かれていた。前妻の子供への複雑な思いや愛妾への嫉妬、夫へ 先月までBSで放送されていた『葵三代』で樹木希林さんが演じていた春日局は明智光秀の重臣、斎藤利三の娘であり家光の乳母という運命をどう生きたのかが描かれていた。前妻の子供への複雑な思いや愛妾への嫉妬、夫への愛憎、家光の徳川家での地位の苦心など常に不安との戦いであったおふく(春日局)。家光を三代将軍にし世継ぎへと繋ぐことが自らの仕事の完結と考え生涯に渡って課してきた彼女だが、一人の母として我が子を断ち切る心情はいかばかりだったか。出世の糸口でもあった乳母という立場と徐々に生まれた母性とどちらが勝っていたのか? …続きを読む
    オリーブ
    2020年04月15日
    19人がナイス!しています
  • 徳川家光の乳母・春日局ことおふくの波乱万丈の物語。火宅とは「汚濁と苦悩に悩まされて安住出来ないこと」とのこと。没落した一族に生を受け、後妻として嫁いだものの、夫の裏切りの発覚。それでもお家再興の為、起 徳川家光の乳母・春日局ことおふくの波乱万丈の物語。火宅とは「汚濁と苦悩に悩まされて安住出来ないこと」とのこと。没落した一族に生を受け、後妻として嫁いだものの、夫の裏切りの発覚。それでもお家再興の為、起死回生に打って出た江戸城での乳母の選択と、子ども達との別れ。彼女はさして聡明でも寛容な人格でもない。しかし、悩み苦しみながらも、平凡なヒトが人生を切り開くために強い意志を持って一途に生きる尊さを賛歌している。(3.0/5点中) …続きを読む
    鶏豚
    2022年07月24日
    13人がナイス!しています
  • 朝廷から春日という名前までもらって辣腕な女性というイメージでしたが、意外と阿茶局の言うがままに行動しているだけだったりして、ひたすら竹千代(家光)か可愛いだけの母性本能が強い猪突猛進な人物として書かれて 朝廷から春日という名前までもらって辣腕な女性というイメージでしたが、意外と阿茶局の言うがままに行動しているだけだったりして、ひたすら竹千代(家光)か可愛いだけの母性本能が強い猪突猛進な人物として書かれていたのに驚きました。意外とそんなものなのかもしれませんね。 …続きを読む
    ちばっち
    2015年04月14日
    4人がナイス!しています

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