いつか誰かが殺される

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1984年03月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041497166

いつか誰かが殺される

  • 著者 赤川 次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1984年03月15日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041497166

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「いつか誰かが殺される」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 探偵に人探しを依頼する。 母親の誕生日記念の賭けの対象として。 これだけなら金持ちの道楽として許されるだろう。 2人の鞄が入れ替わったことから起きる,事件。 2つの事件に付随的にいろいろな事件が連鎖反 探偵に人探しを依頼する。 母親の誕生日記念の賭けの対象として。 これだけなら金持ちの道楽として許されるだろう。 2人の鞄が入れ替わったことから起きる,事件。 2つの事件に付随的にいろいろな事件が連鎖反応で起きる。 「いつか誰かが殺される」のだが、一家は安泰。 なにかやるせなさを残す,後味の悪い小説でした。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2011年06月04日
    115人がナイス!しています
  • 〔再読〕実際にはカドカワ・ノベルズで持っている、渡辺典子主演作品シリーズ。大財閥永山家の当主志津の70歳の誕生日を祝う為に、末っ子の千津子(渡辺典子)ら家族は全国から集まって来る。しかし、そんな家族の後 〔再読〕実際にはカドカワ・ノベルズで持っている、渡辺典子主演作品シリーズ。大財閥永山家の当主志津の70歳の誕生日を祝う為に、末っ子の千津子(渡辺典子)ら家族は全国から集まって来る。しかし、そんな家族の後を、愛人や恨みを抱く殺人犯、更にはその殺人犯を追う警部、又警部を追いかけて来る警部夫人等々が連なる。金持ちの道楽から、様々な事件が連続的に連鎖反応して起こって行き、「いつか誰かが殺される」のだが、良くソコまで考えたものだと驚く。読みやすく話がサッと進むのに結局、金持ち一家に問題無しは在る意味考えてしまう。 …続きを読む
    セウテス
    2017年06月16日
    62人がナイス!しています
  • 再読。「探偵物語」を再読したら、こちらも読みたくなって。資産家だけど裏側は訳ありな家族、逃亡中の死刑囚、殺し屋、探偵、と盛りだくさんな上に赤川さんの軽いタッチでさらさら読んでしまうけど、まあなんともブ 再読。「探偵物語」を再読したら、こちらも読みたくなって。資産家だけど裏側は訳ありな家族、逃亡中の死刑囚、殺し屋、探偵、と盛りだくさんな上に赤川さんの軽いタッチでさらさら読んでしまうけど、まあなんともブラックな。いつか、誰かが、殺される。いつ?誰が?殺されそうな人が殺されないのはいいんだけど、殺される必要のない人が殺されちゃうのはなぁ……。“ユーモアミステリ”の陰に毒が見え隠れ。さて最後にその毒が回るのは。オチだけすごく覚えていた。 …続きを読む
    九月猫
    2018年04月14日
    56人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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