氷点(下)

氷点(下)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1982年02月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041437049
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氷点(下)

  • 著者 三浦 綾子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1982年02月02日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784041437049

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「氷点(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 静と動が見事に描かれた下巻で、上巻での勢いを失わず、見事に展開し続けます。ますます美しく、可憐に成長する「陽子」に執拗に密かな悪意を持って接する母「夏枝」、そんな娘をフォローする父「啓造」、血のつなが 静と動が見事に描かれた下巻で、上巻での勢いを失わず、見事に展開し続けます。ますます美しく、可憐に成長する「陽子」に執拗に密かな悪意を持って接する母「夏枝」、そんな娘をフォローする父「啓造」、血のつながりはないとわかっていながら、妹とを見守り続ける兄「徹」と、友人の妹を愛す「北原」、それぞれが抱えるあらゆるココロの'闇'をこれ以上ない壮大なドラマへと導き、描写する三浦綾子文学にとにかく圧倒されました。テーマである'原罪'と'憎しみ'がこれほどストレートに書かれている作品もないのでは。永遠、不朽の名作です。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2019年08月29日
    152人がナイス!しています
  • 益々ややこしい事になってる。【陽子】はちょっと純粋無垢で潔癖だと思う。 益々ややこしい事になってる。【陽子】はちょっと純粋無垢で潔癖だと思う。
    青葉麒麟
    2011年09月13日
    88人がナイス!しています
  • 辛い時に辛い本を読んでしまった。娘を殺した犯人の子だと知ってからも酷いが陽子の恋人でしかも20歳以上年下の北原を手に入れようとする夏枝は非常に醜い。自分はどの男性にも愛される美貌だからと勘違いも甚だしく 辛い時に辛い本を読んでしまった。娘を殺した犯人の子だと知ってからも酷いが陽子の恋人でしかも20歳以上年下の北原を手に入れようとする夏枝は非常に醜い。自分はどの男性にも愛される美貌だからと勘違いも甚だしく思わず顔が歪む。啓造も相当酷い愚か者。事実を知る前に自殺を図る陽子が哀れ。どうか陽子助かって!あなたは死ななくても良い何の罪もない心の美しい女性。続編が早く読みたい。人格者の北原と結ばれてほしい。 …続きを読む
    yomineko@猫と共に生きる
    2023年02月27日
    87人がナイス!しています

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