むかし・あけぼの 下 小説 枕草子

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1986年06月11日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784041314173
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むかし・あけぼの 下 小説 枕草子

  • 著者 田辺 聖子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1986年06月11日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784041314173
美しいばかりでなく、朗らかで才能も豊か。希な女主人の定子中宮に仕えての宮中暮らしは、家にひきこもっていた清少納言の心を潤した。平成の才女の綴った随想『枕草子』を、現代語で物語る大長編小説。 美しいばかりでなく、朗らかで才能も豊か。希な女主人の定子中宮に仕えての宮中暮らしは、家にひきこもっていた清少納言の心を潤した。平成の才女の綴った随想『枕草子』を、現代語で物語る大長編小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「むかし・あけぼの 下 小説 枕草子」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 中宮定子との絆というものをつくづく見せつけられたようでした。少し様子が変わってきたのと同時に、清少納言も定子についていくのが少し高飛車のようにうつります。でも、そこには共に時を興してくれた証のようなも 中宮定子との絆というものをつくづく見せつけられたようでした。少し様子が変わってきたのと同時に、清少納言も定子についていくのが少し高飛車のようにうつります。でも、そこには共に時を興してくれた証のようなものも感じました。小説という形で読むことで、『枕草子』の世界が広まります。 …続きを読む
    優希
    2018年07月21日
    75人がナイス!しています
  • 藤原道隆の死により、威光を失った伊周と隆家は地方へと左遷され、道長の天下となった平安の世。中宮定子を取り巻く環境も変化するけれど、それでもなお、軽快で場がぱあっと明るくなる中宮と清少納言のやり取りは健 藤原道隆の死により、威光を失った伊周と隆家は地方へと左遷され、道長の天下となった平安の世。中宮定子を取り巻く環境も変化するけれど、それでもなお、軽快で場がぱあっと明るくなる中宮と清少納言のやり取りは健在で、ふたりの揺るぎない信頼関係は麗しいです。中でも勅命により捨てられることになった犬の翁丸のエピソードはほろりとしました。中宮を喪ってから、敬愛し続けた彼女を匂い立たせる随筆を書き上げ、それが千年先の世まで伝わったこと。ずっとずっと昔、書くことを矜持として、たくさんの恋をして生きた女性の生涯にもの思いです。 …続きを読む
    aika
    2021年04月10日
    43人がナイス!しています
  • 中宮定子の悲しい運命を知っているからこそ、どんな時も明るく美しく何事も面白く生きようとする姿が 逆に悲しい。 でも、帝にあれほどまで深く愛された定子はとてもとても幸せな女性だったのだろうし、千年後の人間 中宮定子の悲しい運命を知っているからこそ、どんな時も明るく美しく何事も面白く生きようとする姿が 逆に悲しい。 でも、帝にあれほどまで深く愛された定子はとてもとても幸せな女性だったのだろうし、千年後の人間にそう感じさせてくれるものを描き遺した清少納言も素晴らしいと思った。 折に触れ、あなたの書くものは素晴らしいわ!書き残しなさい!と、憧れの人から励まされたら、そりゃあ清少納言頑張りますよね。 けして楽しい事ばかりの人生ではないはずだけれど、何事も面白がり、それを書き残した清少納言を心から尊敬。 …続きを読む
    ちゃいろ子
    2023年07月15日
    36人がナイス!しています

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