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ミステリ&ホラー界大注目の新鋭・新名智が描く、呪いと救いの物語。『きみはサイコロを振らない』 5/18(木)発売!

冒頭試し読みをカドブンにて特別公開中!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、新名智(にいな・さとし)氏の最新小説『きみはサイコロを振らない』を2023年5月18日(木)に発売しました。
新名智 特設サイト:https://kadobun.jp/special/niina-satoshi/



本作は選考委員から激賞を受け第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉を受賞したデビュー作『虚魚(そらざかな)』、刊行後すぐに話題となった第二作『あさとほ』でミステリ界とホラー界の両方にファンを増やしている新名氏の最新刊です。

今回は「遊ぶと死ぬ呪いのゲーム」という謎を起点に、不気味な〈黒い影〉が迫る恐ろしさと、痛みを抱えたキャラクター達の変化や成長も捉えた泣けるホラーミステリとなっています。発売を記念して、KADOKAWA文芸WEBマガジン「カドブン」では、本書の冒頭試し読みを特別公開中!是非チェックしてみてください。
★作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322211001529/
★冒頭試し読み:https://kadobun.jp/trial/kimihasaikorowofuranai/entry-58512.html


『きみはサイコロを振らない』について


「呪いのゲームがあるんだって。遊ぶと死ぬ、とか」

◆あらすじ
――人生なんて、しょせんはゲームだ。
中学時代の親友の死をきっかけに、そんな信条で日々を淡々と過ごす高校生の志崎晴(しざきはる)。
「遊ぶと死ぬ」ゲームを探しているという同級生・莉久(りく)に頼まれ、彼女と、呪いの研究をしている大学院生・葉月と共に、不審な死を遂げたゲーマー男性の遺品を調べることに。大量に残されたゲームをひとつずつ遊んで検証する三人。するといつのまにか晴の日常の中に突然〈黒い影〉が現れるようになり――。
「晴くんって、実はもう呪われてない?」晴にかけられた呪いの謎、そしてそれを解く方法とは。

著者コメント


子供の頃、とあるカードゲームアニメが好きでした。
偶然引いた一枚が必然の一手となる、そんな物語を描いてみたかったのが創作の原点かもしれません。
「配られた手札で勝負するしかない」とは有名な言葉ですが、いったいその手札を配るものとはなんなのでしょうか。
ゲームが好きな方も嫌いな方も、どうぞお楽しみください。―――新名智

【担当編集者から読みどころをご紹介】


1.ゲームとは何か?
デビュー作『虚魚』で「怪談とは何か?」、第2作『あさとほ』では「物語とは何か?」を描いてきた新名さん。今作では「呪いのゲーム」という都市伝説などで馴染みのある言葉から「ゲームとは何か?」という大きな謎に辿り着きます。ゲーム、人生、神様と、どんどん謎解きのスケールが大きくなってゆく展開は圧巻です!

2.ホラーなのに泣ける!
主人公の晴は、かつての友人の死に罪悪感をおぼえながら日々を過ごす高校生。一緒に「呪いのゲーム」を探す同級生の莉久は決して人前で声を発しませんが、そこにも過去のある出来事が関わっています。さらにはもう一人の仲間である大学院生の葉月も、順風満帆な人生を過ごしてきたわけではありません。このように全員がなにかしらの傷を抱えており、「呪い」の謎を追いかけるうちに自らの傷を癒やしてゆく――。物語の後半には3人の変化と成長を感じて目頭が熱くなるシーンがたくさんあります。

3.狗竜川サーガ
デビュー作『虚魚』で〈怪異の生まれる川〉として登場する「狗竜川(くりゅうがわ)」は天竜川をモデルとし、第2作『あさとほ』&今作にも存在します。さらに今作では『虚魚』で語られる怪談に触れる箇所があったり、『あさとほ』の主人公と思われる人物について言及があったり。全ての物語が同じ世界で展開されるため、作品同士のつながりに注目して読むのも楽しい「狗竜川サーガ」といえる作品群です。

静かで美しい不気味さと、心臓をぎゅっと掴まれるようなせつなさが読み手を揺さぶる作品になりました。
間違いなく現時点での著者の最高到達点です。

◆書誌情報


作品名:きみはサイコロを振らない
著者名:新名智
発売日:2023年5月18日(木)※電子書籍同日配信
定 価:1,815円(本体1,650円+税)
頁 数:288頁
装画:毛ェ
装丁:小口翔平+阿部早紀子(tobufune)
体 裁:四六版並製 単行本
ISBN:9784041135334
発 行:株式会社KADOKAWA
★本書は書き下ろしです
★作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322211001529/

著者プロフィール 新名智 (にいな・さとし)




1992年生まれ。長野県上伊那郡辰野町出身。2021年『虚魚』で第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉を受賞し、デビュー。2022年7月に第二作『あさとほ』を刊行し、「自分自身が怖くなるホラー」としてメディアで取り上げられ話題となった。今作は第三作となる。

既刊紹介


『あさとほ』


デビュー作を上回る恐怖と衝撃。長編ホラーミステリの神髄!
「あさとほ」という散佚(さんいつ)物語(現代まで書き写されず行方不明になった物語)に関わった先生が姿を消した。国文学を専攻する大学生の夏日は「あさとほ」の謎を追いはじめるが――。

◆書誌情報
発売日:2022年7月1日(金)※電子書籍も配信中
定 価:1,760円(本体1,600円+税)
頁 数:288頁
カバー写真:ポムの蒼。 peach / PIXTA(ピクスタ)
装 丁: 原田郁麻
体 裁:四六版上製 単行本
ISBN:9784041126097
発 行:株式会社KADOKAWA
初出:書き下ろし
★作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322202000846/

『虚魚(そらざかな)』


選考委員の絶賛を浴びた第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<大賞>受賞作!
“体験した人が死ぬ怪談”を探す怪談師の三咲は、“呪いか祟りで死にたい”カナちゃんと暮らしている。「釣り上げた人が死んでしまう魚がいる」という噂を耳にし、その真偽を調べることにするが――。

◆書誌情報
発売日:2021年10月22日 ※電子書籍も配信中
定 価:1,815円(本体1,650円+税)
頁 数:288頁
体 裁:四六判並製 単行本
ISBN:9784041118856
発 行:株式会社KADOKAWA
★作品情報ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322106000335/