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シリーズ世界の思想第3弾『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』をウィトゲンシュタインの誕生日である4月26日に発売!

株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、古田徹也著『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)を、稀代の名著『論理哲学論考』の完成からおよそ100年を経ていま、著者ウィトゲンシュタインの誕生日である4月26日に発売いたしました。

角川選書創刊50周年記念企画「シリーズ世界の思想」は、西洋思想の古典的名著について、原文を引用しながらわかりやすく解説する、入門書のシリーズです。これまでに、『マルクス 資本論』と『プラトン ソクラテスの弁明』の二冊を刊行しております。

第三弾となる本書で取り上げたのは、現代哲学の最重要文献とされる『論理哲学論考』。本書の特徴は下記の通り。

◆明快で、論理的で、無駄なく丁寧な解説。哲学の素養ゼロからでも「わかった!」と思えます。
◆本文の抜粋と解説というシンプルな構成。意訳・超訳ではなくしっかり原文にも触れられます。
◆ウィトゲンシュタインの人物像や作品を解説した導入、こぼれ話を記すコラムも収録。
◆各種訳書との用語対照表、適切な参考文献案内、索引など、役立つ機能も備えました。
これだけで『論理哲学論考』の全体像がわかる一冊です。



【目次】
はじめに
凡例
人と作品
『論理哲学論考』
§0 『論理哲学論考』の目的と構成
§1 事実の総体としての世界、可能性の総体としての論理空間
§2 事実と事態、事態と物(対象)
§3 不変のものとしての対象、移ろうものとしての対象の配列
§4 現実と事実
§5 像と写像形式
§6 像とア・プリオリ性
§7 思考と像、像と論理空間
§8 命題と語
§9 名と要素命題
§10 解明と定義
§11 シンボル(表現)と関数
§12 日常言語(自然言語)と人工言語
§13 個別性の軽視、個別性の可能性の重視
§14 言語の全体論的構造節
§15 「言語批判」としての哲学
§16 命題の意味の確定性と、命題の無限の産出可能性
§17 『論考』の根本思想
§18 否定と否定される命題の関係
§19 哲学と科学
§20 要素命題とその両立可能性(相互独立性)
§21 真理表としての命題
§22 トートロジーと矛盾
§23 命題の一般形式1
§24 推論的関係と因果的関係
§25 操作、その基底と結果
§26 操作の定義
§27 世界のあり方と、世界があること
§28 独我論と哲学的自我
§29 命題の一般形式2
§30 論理学の命題および証明の本質
§31 説明の終端
§32 意志と世界
§33 永遠の相の下に
§34 投げ棄てるべき梯子としての『論考』
§35 『論考』序文
コラム1 記号論理学
コラム2 倫理学講話
文献案内
用語の対照表
あとがき
索引

【著者】古田徹也(ふるたてつや)
1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学教育学部准教授、専修大学文学部准教授を経て、現職。専攻は、哲学・倫理学。著書に、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書、近刊) 、『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ)、『それは私がしたことなのか』(新曜社)ほか。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)、共訳書に、『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇』(講談社学術文庫)ほか。

【書誌情報】
作品名:『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』
著者:古田徹也
発売日:2019年4月26日(電子書籍同日配信予定)
定価:本体1,800円+税
体裁:四六判・並製
頁数:360頁
ISBN:978-4-04-703631-4
発行:株式会社KADOKAWA
レーベル:角川選書
https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000026/

【「シリーズ世界の思想」好評既刊】
◎『マルクス 資本論』佐々木隆治
https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000023/
◎『プラトン ソクラテスの弁明』岸見一郎
https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000035/

【刊行予定】
◎『ヘーゲル 精神現象学』大河内泰樹
◎『レヴィ゠ストロース 悲しき熱帯』今福龍太
◎『ハンナ・アーレント 全体主義の起源』森川輝一
◎『ホッブズ リヴァイアサン』梅田百合香
◎『ルソー エミール』永見文雄
◎『デカルト 方法序説』津崎良典
◎『ハイデガー 存在と時間』齋藤元紀 ほか