幕末万博騒動

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784041158975
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幕末万博騒動

  • 著者 横山 起也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784041158975

1867年、パリ万博に日本が初出品!…その裏側にあった騒動とは!?

17歳の朝は、米利堅(メリケン)人通詞と日本人の遊女の間に生まれた子だ。ひょんな事から蔵前の墨長屋敷へ住み、常に洋装である。口入屋から通詞の仕事を紹介され、品川宿へ向かった。依頼主の仏蘭西の商人と話していると、1867年に開催されるパリ万博に、江戸幕府の他に薩摩藩も出るという噂を耳にする。万博参加は、国でないと出られないはずなのに、なぜ薩摩藩が…? 不思議に思いながらも長屋に戻った朝は、墨長屋敷にパリ万博の審査にて、闇組織「一目連」が参加するのを阻止すべしと、「仕組み」の依頼が入ったことを知る。出品物の「長益の茶碗」を巡る騒動のなか、朝は白と呼ばれる人物の協力を得て、佐賀の唐物屋(とうぶつや)に近づく。異国が日本に求めるものとは何か――日本初参加(!?)の万博の裏側を、朝の見た景色と共に描き出す! 17歳の朝は、米利堅(メリケン)人通詞と日本人の遊女の間に生まれた子だ。ひょんな事から蔵前の墨長屋敷へ住み、常に洋装である。口入屋から通詞の仕事を紹介され、品川宿へ向かった。依頼主の仏蘭西の商人と話していると、1867年に開催されるパリ万博に、江戸幕府の他に薩摩藩も出るという噂を耳にする。万博参加は、国でないと出られないはずなのに、なぜ薩摩藩が…? 不思議に思いながらも長屋に戻った朝は、墨長屋敷にパリ万博の審査にて、闇組織「一目連」が参加するのを阻止すべしと、「仕組み」の依頼が入ったことを知る。出品物の「長益の茶碗」を巡る騒動のなか、朝は白と呼ばれる人物の協力を得て、佐賀の唐物屋(とうぶつや)に近づく。異国が日本に求めるものとは何か――日本初参加(!?)の万博の裏側を、朝の見た景色と共に描き出す!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 朝、悩む
第二章 朝、会う
第三章 朝、うつむく
第四章 朝、再会する
第五章、朝、疲れる
第六章 朝、息が浅くなる
第七章 朝、立ち尽くす
第八章 朝、命をかける
第九章 朝、叫ぶ

「幕末万博騒動」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 作者さん四冊目。表紙に書いていないが実質『編み物ざむらい』の続編。ここから読むとキャラとか関係性を把握するのがかなり難しそう。万博に向けて幕府や藩や外国の思惑が入り交じり、日本人と外国人の間に生まれた 作者さん四冊目。表紙に書いていないが実質『編み物ざむらい』の続編。ここから読むとキャラとか関係性を把握するのがかなり難しそう。万博に向けて幕府や藩や外国の思惑が入り交じり、日本人と外国人の間に生まれた朝を翻弄する。編み物だけでなく金継ぎが重要なモチーフとして登場する。白の出自については驚くところはなかったものの、手仕事と時代の流れの関係についての解釈が印象的だった。すごいシーンで終わっているので続編が読みたい。感九郎の子がだいぶ大きくなっており、つい源太に思いを馳せてしまう。息災でいろよ、源太。星:4/5 …続きを読む
    冬野
    2025年05月19日
    4人がナイス!しています
  • 時代背景や万博と言うワードに惹かれて読始 ラブコメ要素が個人的に刺さりました 白さんみたいな悪い奴に騙されるのは仕方ないのかもしれない… 編み物ざむらいの方にも興味がわきました 続編も出るみたいなので楽し 時代背景や万博と言うワードに惹かれて読始 ラブコメ要素が個人的に刺さりました 白さんみたいな悪い奴に騙されるのは仕方ないのかもしれない… 編み物ざむらいの方にも興味がわきました 続編も出るみたいなので楽しみです! …続きを読む
    はばたくとり
    2025年05月25日
    0人がナイス!しています

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