道元と生きる 正法眼蔵随聞記

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784044007478
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道元と生きる 正法眼蔵随聞記

  • 著 角田 泰隆
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年03月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
368
ISBN:
9784044007478

「報いを求めず、善きことを行う」。仏教学者がやさしく紐解く道元の思想。

曹洞宗を開いた道元の言行を弟子の懐奘が記録し、修行の心得とした『正法眼蔵随聞記』。一途に坐禅に向き合い、悟りを追求した道元は、修行の果てに何を見たのか。見返りを求めず縁に身を任せること、善行を続け今ある幸せに気づくこと。世のため他のために生きること、不安や執着にとらわれずに生きる道とは――。残された言葉に虚心に耳を傾け、道標として半生を歩んだ仏教学者が、道元の教えとその核心をやさしく解説する。 曹洞宗を開いた道元の言行を弟子の懐奘が記録し、修行の心得とした『正法眼蔵随聞記』。一途に坐禅に向き合い、悟りを追求した道元は、修行の果てに何を見たのか。見返りを求めず縁に身を任せること、善行を続け今ある幸せに気づくこと。世のため他のために生きること、不安や執着にとらわれずに生きる道とは――。残された言葉に虚心に耳を傾け、道標として半生を歩んだ仏教学者が、道元の教えとその核心をやさしく解説する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章「仏道の手引き」/第二章「出世間の道」/第三章「我執を離れる」/第四章「貧に道あり」/第五章「報いを求めず」/第六章「坐禅これ第一なり」/第七章「霧の中を行けば衣湿る」/第八章「光陰を惜しむ」/第九章「玉、磨かざれば光らず」/第十章「学道の心構え」

「道元と生きる 正法眼蔵随聞記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 久々に道元禅師の本をば。私は数年前まで心身のバランスを崩していました。ある精神科医のようつべを見て回復したのですが、以来「素人が出来るのは心を整える事ではなく体を整える事」が私の信条になり、なぜ禅僧が 久々に道元禅師の本をば。私は数年前まで心身のバランスを崩していました。ある精神科医のようつべを見て回復したのですが、以来「素人が出来るのは心を整える事ではなく体を整える事」が私の信条になり、なぜ禅僧がああも規律正しい生活を送るのかも得心しました。道元禅師も「然れば道を得ることは、正しく身を以て得るなり」と直截的におっしゃっているのですね。また、「参学人、且半途始得、前途莫辭」の箴言。これは教育の世界に身を置く者として、いつも胸に留めておきたいと思いました。 …続きを読む
    ホシ
    2023年05月04日
    21人がナイス!しています
  • 道元の言葉を記録し、みずからの修行の心得とした弟子の懐奘。その記録が『正法眼蔵随聞記』である。そして、この記録をみずからの道しるべとしたのが、著者の角田泰隆氏だ。したがって、本書『道元と生きる』という 道元の言葉を記録し、みずからの修行の心得とした弟子の懐奘。その記録が『正法眼蔵随聞記』である。そして、この記録をみずからの道しるべとしたのが、著者の角田泰隆氏だ。したがって、本書『道元と生きる』という本には、『正法眼蔵随聞記』の解説という側面と同時に、角田氏の心情の吐露が見られる。これを言い換えると、『正法眼蔵随聞記』の客観的な解説と、『正法眼蔵随聞記』を自分事として生きようとする角田氏の主観的な書だと言える。私は、興味深く読んだ。 …続きを読む
    可不可
    2024年03月17日
    2人がナイス!しています

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