坐禅ひとすじ 永平寺の礎をつくった禅僧たち

坐禅ひとすじ 永平寺の礎をつくった禅僧たち

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784044079017
label

坐禅ひとすじ 永平寺の礎をつくった禅僧たち

  • 著者 角田 泰隆
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2008年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784044079017

坐禅をする姿が、そのまま悟りの姿である!

坐禅の姿は、さとりの姿である。永平寺の禅が確立するまでの歴史をわかりやすく綴りながら、道元禅の真髄を師弟間で交わされる問答を通して解き明かす。鎌倉初期、中国から曹洞禅を伝えた道元禅師の弘法(ぐほう)への情熱は、膝下に集う有能な弟子たち、懐奘・義介……へと受け継がれていく。“只管打坐、ただひとすじに坐禅をする”。それは仏陀がさとりを得た姿そのものであり、仏陀のごとく生きる証なのである。道元禅の入門書。 坐禅の姿は、さとりの姿である。永平寺の禅が確立するまでの歴史をわかりやすく綴りながら、道元禅の真髄を師弟間で交わされる問答を通して解き明かす。鎌倉初期、中国から曹洞禅を伝えた道元禅師の弘法(ぐほう)への情熱は、膝下に集う有能な弟子たち、懐奘・義介……へと受け継がれていく。“只管打坐、ただひとすじに坐禅をする”。それは仏陀がさとりを得た姿そのものであり、仏陀のごとく生きる証なのである。道元禅の入門書。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

まえがき

第一章 黎 明
師、如浄禅師との別れ
明全和尚と入宋する時のこと(回想)
青年僧に見送られて
大海原にて
正統な坐禅を弘めるために
寂円がやってくる
興聖寺を開く

第二章 興 隆
懐奘、道元禅師を訪ねる
十六歳の義介の動揺
懐奘の入門
多くの僧侶が集まる
義介、懐鑑と共に道元禅師のもとへ
義介、道元禅師の教えを受ける
兄弟子、僧海との出会い
比叡山の圧迫
越前山中に移る
義介、典座に命ぜらる
大仏寺の建立
大仏寺を永平寺と改める
永平寺での修行

第三章 誓 願
道元禅師、鎌倉へ行く
義介、道元禅師不在の永平寺をまもる
道元禅師、帰る
懐鑑、波著寺に没する
永平寺を懐奘に託す
義介への遺誡
老婆心がない
脇本の宿での別れ
道元禅師の示寂
義介の悲嘆
懐奘禅師の孝順

第四章 継 承
懐奘禅師と義介、師弟の礼をとる
義介、嗣書を拝見する
先師の教えに表裏なし
老婆心とは
義介の迷い
さとりの風光
懐奘禅師の法を嗣ぐ
寂円、山に籠もる
中国の禅林視察
義介、永平寺の第三世となる
義介禅師、五年で住持を退く
老母への孝養

第五章 躍 進
八歳の少年、永平寺に入門する
義介禅師の夢
懐奘禅師の示寂
義介禅師、永平寺に再住する
義演禅師の本懐
瑩山禅師、寂円禅師に参ずる
瑩山禅師、維那となる
義介禅師、加賀の大乗寺へ
瑩山禅師、お悟りをひらく
あたりまえのことをあたりまえに行う道
みな平等であるけれども、個々の独自性がある
義介禅師の示寂
曹洞宗の確立

道元禅師が教える生きる智慧

道元禅師法系関係図
引用した資料
参考図書

「坐禅ひとすじ 永平寺の礎をつくった禅僧たち」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この連休で読み終わった。ずっと前から読んでいて途中で挫折していたが、この機会に読み終わることができた。読んでいくと深い。永平寺の歴史を知ることができた。関係する仏閣を訪ねたい。 この連休で読み終わった。ずっと前から読んでいて途中で挫折していたが、この機会に読み終わることができた。読んでいくと深い。永平寺の歴史を知ることができた。関係する仏閣を訪ねたい。
    jupiter68
    2021年09月20日
    3人がナイス!しています
  • 薄いので道元や永平寺、曹洞宗に興味がある人には良いと思います。まさに入門書 薄いので道元や永平寺、曹洞宗に興味がある人には良いと思います。まさに入門書
    天使
    2021年09月14日
    2人がナイス!しています
  • 曹洞宗の開祖道元禅師から太祖螢山禅師までの草創期を、三祖徹通義介禅師を中心に描いた一冊。 義介禅師に道元禅師が伝えたかった老婆心が欠けていたことが宗門の対立を生んだのが控えめに記されていますが、それに 曹洞宗の開祖道元禅師から太祖螢山禅師までの草創期を、三祖徹通義介禅師を中心に描いた一冊。 義介禅師に道元禅師が伝えたかった老婆心が欠けていたことが宗門の対立を生んだのが控えめに記されていますが、それによって土台が築かれたことを忘れるわけにはいきません。 …続きを読む
    三上 直樹
    2018年05月10日
    2人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品