昭和と日本人 失敗の本質

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年07月08日
判型:
新書判
ページ数:
216
ISBN:
9784040824437
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昭和と日本人 失敗の本質

  • 著者 半藤 一利
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年07月08日
判型:
新書判
ページ数:
216
ISBN:
9784040824437

「昭和史の語り部」が遺した言葉

昭和史の語り部・半藤一利が自身の戦争体験を交え、第二次世界大戦を通して日本がおかした失敗を検討する。各紙による国際連盟脱退支持、陸軍が不問にしたノモンハン事件大敗、大本営の国際感覚の欠如……山のような史料の背後から日本が陥ったポイントが浮かびあがってくる。「歴史探偵」の原点が垣間見える著者初期の原稿の数々。いま読み直したい傑作が待望の復刊!

【目次】
第一章 大日本帝国の戦争目的
新聞がリードした開戦への道
吉田茂の対中国強硬論 
大日本帝国の戦争目的
山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義 
「太平洋戦争ってナーニ?」

第二章 「大艦巨砲」よ、さらば! 
ノモンハン事件症候群
ルーズベルトの甘い言葉
海軍は「善玉」なるか?
「大艦巨砲」よ、さらば!
墓標一万六千浬
知られざる東条暗殺計画

第三章 「最後の聖断」が訴えたもの 
歴史の中の長岡空襲と新潟
幻のソ連の「日本本土侵攻計画」 
「天皇制を残さなくてはならない」
スターリンが決断した「シベリア抑留」 
「最後の聖断」が訴えたもの 
敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」
敗戦への道と鈴木貫太郎
昭和史の語り部・半藤一利が自身の戦争体験を交え、第二次世界大戦を通して日本がおかした失敗を検討する。各紙による国際連盟脱退支持、陸軍が不問にしたノモンハン事件大敗、大本営の国際感覚の欠如……山のような史料の背後から日本が陥ったポイントが浮かびあがってくる。「歴史探偵」の原点が垣間見える著者初期の原稿の数々。いま読み直したい傑作が待望の復刊!

【目次】
第一章 大日本帝国の戦争目的
新聞がリードした開戦への道
吉田茂の対中国強硬論 
大日本帝国の戦争目的
山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義 
「太平洋戦争ってナーニ?」

第二章 「大艦巨砲」よ、さらば! 
ノモンハン事件症候群
ルーズベルトの甘い言葉
海軍は「善玉」なるか?
「大艦巨砲」よ、さらば!
墓標一万六千浬
知られざる東条暗殺計画

第三章 「最後の聖断」が訴えたもの 
歴史の中の長岡空襲と新潟
幻のソ連の「日本本土侵攻計画」 
「天皇制を残さなくてはならない」
スターリンが決断した「シベリア抑留」 
「最後の聖断」が訴えたもの 
敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」
敗戦への道と鈴木貫太郎

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

第一章 大日本帝国の戦争目的
新聞がリードした開戦への道
吉田茂の対中国強硬論 
大日本帝国の戦争目的
山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義 
「太平洋戦争ってナーニ?」

第二章 「大艦巨砲」よ、さらば! 
ノモンハン事件症候群
ルーズベルトの甘い言葉
海軍は「善玉」なるか?
「大艦巨砲」よ、さらば!
墓標一万六千浬
知られざる東条暗殺計画

第三章 「最後の聖断」が訴えたもの 
歴史の中の長岡空襲と新潟
幻のソ連の「日本本土侵攻計画」 
「天皇制を残さなくてはならない」
スターリンが決断した「シベリア抑留」 
「最後の聖断」が訴えたもの 
敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」
敗戦への道と鈴木貫太郎

「昭和と日本人 失敗の本質」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • お亡くなりになつてもっとリアルタイムに著作を拝読しておけば良かったと想う事は読書人なら誰しもあるであろう。僕にとりそんなお一人である半藤氏。傑作の復刊という帯に惹かれ書店にて購入。確かに歴史探偵の原点 お亡くなりになつてもっとリアルタイムに著作を拝読しておけば良かったと想う事は読書人なら誰しもあるであろう。僕にとりそんなお一人である半藤氏。傑作の復刊という帯に惹かれ書店にて購入。確かに歴史探偵の原点が見える傑作エッセイ集である。歴史や社会をそう捉えるのだ、こう見てみたいものだ、こういう事があったのだ等、歴史に我々は学ぶべしという忘れがちな事を純粋な好奇心を昂らせ気付かせてくれる。それがまた話題豊富で知らぬ事多いのである。例えば、ソ連は東北以北を領土化するつもりだった等、知り得なかった事や見方が満載である …続きを読む
    あすなろ
    2022年09月25日
    90人がナイス!しています
  • 去年亡くなった半藤さん。名前とタイトルだけで手に取ってはみたものの、正直…(微妙だなあ)…。かなり前に発表されたコラムを集めたもので、大まかなテーマで章分けされてはいるものの、雑多な印象は拭えず。ただ、第 去年亡くなった半藤さん。名前とタイトルだけで手に取ってはみたものの、正直…(微妙だなあ)…。かなり前に発表されたコラムを集めたもので、大まかなテーマで章分けされてはいるものの、雑多な印象は拭えず。ただ、第三章、終戦の過程を外側から見た、「天皇制を残さなくてはならない~グルーの見識」と「幻のソ連『日本本土侵攻計画』」はスリリングだった。 …続きを読む
    ジュンジュン
    2022年10月31日
    9人がナイス!しています
  • 7月の角川新書新刊。15年には角川文庫になっていて(13年に吸収した中経出版のブランドで刊行していたよう)、その前には11年に新講社ワイド新書(同社は21年6月に破産)でも刊行されていたようだ。初出は73年〜07年 7月の角川新書新刊。15年には角川文庫になっていて(13年に吸収した中経出版のブランドで刊行していたよう)、その前には11年に新講社ワイド新書(同社は21年6月に破産)でも刊行されていたようだ。初出は73年〜07年までの雑誌記事18本。新講社版刊行時には“歴史探偵の原点”の惹句が使われているが…まぁ犬の散歩位の探索ぶりかなぁ。以前に読友様から“○○の本質”という本に碌な本はない、とお教え頂いたものだが、ついついね、買っちゃうんだけども…いよいよコレはダメだと思ったしだい。 …続きを読む
    CTC
    2022年11月23日
    8人がナイス!しています

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