味比べ 時代小説アンソロジー

味比べ 時代小説アンソロジー

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041122556
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味比べ 時代小説アンソロジー

  • 著者 宮部 みゆき
  • 著者 青山 文平
  • 著者 梶 よう子
  • 著者 門井 慶喜
  • 著者 西條 奈加
  • 編者 大矢 博子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041122556

人生にはさまざまな味わいがある。人気作家による江戸ご飯アンソロジー!

門外不出の味が麹町の菓子屋に登場し、思わぬ騒動を招く(「カスドース」西條奈加)。花見弁当屋が夏場に店を閉める理由とは(「食客ひだる神」宮部みゆき)。減量に励む役者に、御薬園同心が供した心と体に効く一品(「大根役者」梶よう子)。宴会で突如起きた老武士の刃傷沙汰の謎を追う(「真桑瓜」青山文平)。剣を持たぬ新選組の賄方が、間諜をするはめになる(「ぜんざい屋事件」門井慶喜)など全5篇。食と”謎”の絶品アンソロジー。
門外不出の味が麹町の菓子屋に登場し、思わぬ騒動を招く(「カスドース」西條奈加)。花見弁当屋が夏場に店を閉める理由とは(「食客ひだる神」宮部みゆき)。減量に励む役者に、御薬園同心が供した心と体に効く一品(「大根役者」梶よう子)。宴会で突如起きた老武士の刃傷沙汰の謎を追う(「真桑瓜」青山文平)。剣を持たぬ新選組の賄方が、間諜をするはめになる(「ぜんざい屋事件」門井慶喜)など全5篇。食と”謎”の絶品アンソロジー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

カスドース 西條奈加
食客ひだる神 宮部みゆき
大根役者 梶よう子
真桑瓜 青山文平
ぜんざい屋事件 門井慶喜
解説 大矢博子

「味比べ 時代小説アンソロジー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 図書館で目に留まり借りてきた。アンソロジーにありがちなのだが、梶よう子さんの「大根役者」以外の4作品は単行本で既読だった。 図書館で目に留まり借りてきた。アンソロジーにありがちなのだが、梶よう子さんの「大根役者」以外の4作品は単行本で既読だった。
    藤枝梅安
    2023年05月02日
    104人がナイス!しています
  • 5人の時代小説の名手によるアンソロジー。梶よう子さんを除いてはどれも既読作品だったが、忘れかけているのもあるので改めて面白く読んだ。宮部みゆきさんの「三島屋百物語」からの作品が季節的にもいい。作中で桜 5人の時代小説の名手によるアンソロジー。梶よう子さんを除いてはどれも既読作品だったが、忘れかけているのもあるので改めて面白く読んだ。宮部みゆきさんの「三島屋百物語」からの作品が季節的にもいい。作中で桜を「どんなに満開に咲き誇っていても桜はどこか儚く寂しくけっして賑やかな花ではない。いっそしめやかと評したい風情」(原文省略)確かにとナットク。梶さんの「大根役者」もいい。どんな料理にも合う大根、大根役者の謂れが1人の男を奮い立たせる物語。門井慶喜さんにあってはよくこの短編を選んだなと選者の渋さに感服。 …続きを読む
    タイ子
    2022年04月06日
    98人がナイス!しています
  • 美味しそうな表紙に惹かれて。食を巡って繰り広げられる江戸時代の人間模様。そこにはちょっとした謎もあって。南星屋を舞台にした西條さんの『カスドース』は既読でしたが、すっかり忘れていたので、新たな気持ちで 美味しそうな表紙に惹かれて。食を巡って繰り広げられる江戸時代の人間模様。そこにはちょっとした謎もあって。南星屋を舞台にした西條さんの『カスドース』は既読でしたが、すっかり忘れていたので、新たな気持ちで楽しめた。門井さんは初読。新撰組を舞台にした今作品は、読みやすい文章で、他の作品も読んでみたいと思った。一番良かったのは、宮部さんの『食客ひだる神』。だるま屋の夏場休業の理由が知りたくて一気に引き込まれた。腹ペコの神様″ひだる神"が愛らしく、房五郎との関係が何とも微笑ましい。出てくるお弁当も美味しそうでした。 …続きを読む
    Ikutan
    2022年05月06日
    83人がナイス!しています

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