- 著者 芦原 瑞祥
- 装画 遠田 志帆
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784047366633
まほろばの鳥居をくぐる者は
- 著者 芦原 瑞祥
- 装画 遠田 志帆
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年06月30日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784047366633
霊験あらたかな“まほろば”の地、奈良を舞台に繰り広げる現代ファンタジー
神社の娘、宮子の初めての友達は、『幽霊』だった。
幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。
ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。
「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」
寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。
以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。
そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。
宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?
幼い頃から“視える”力を持つ宮子にとって、それはごく自然なことだったのだ。
ある日宮子は、母親を凄惨な事件で亡くし、壊れそうな心と向き合うため修験者の弟子となった少年・寛太と出会う。
「あいつは死んでいる。お前ももう、わかっているんだろう?」
寛太に現実を突きつけられた宮子は、この世に未練を残す魂――友達を【あるべき姿】に戻すことを決意するのだった。
以来、互いに“視える”ことで感覚を共有し、“正しく”心を育てる寛太に惹かれていく宮子。
そんななか、寛太の母親を殺した犯人の判決が下される。
宮子は憎しみと後悔で揺れ動く寛太の救いになりたいと願うが、寛太は「女人に触れない」というさらに厳しい戒を己に課してしまい――!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「まほろばの鳥居をくぐる者は」感想・レビュー
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“視える力”を持つ神社の娘・宮子と過去に悲惨な事件に巻き込まれた修験者の弟子の少年・寛太は不思議な体験を共にし感化し合いながら成長する。信条や信仰に対する柔軟な考え方で、押し付けがましくない説法もスッと …続きを読む2021年08月16日81人がナイス!しています
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神社が舞台ということもあり、特に前半は仏教用語?に馴染みがないと読みにくい所も若干ある。だが、寛太の内面がクローズアップされてくる後半は引き込まれた。自分の憎しみや後悔とどう折り合いをつけていくか。い …続きを読む2021年09月30日22人がナイス!しています
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第2回ビーズログ特別賞。カクヨム書籍化作品。奈良の神社に生まれた宮子は修験者の弟子の寛太に出会った。まだ小学生だった2人はあるものが視える同志。寛太の母親の死の事件を知り、彼を助けたい一心の宮子。「人を …続きを読む2022年04月20日12人がナイス!しています