ミュゲ書房

ミュゲ書房

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年03月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784041110508

ミュゲ書房

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年03月17日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784041110508

そこは、人も物語も再生する本屋さん

小説編集の仕事をビジネスと割り切れない、若手編集者の宮本章は、新人作家・広川蒼汰の作品を書籍化できず、責任を感じ退職する。ちょうどその頃、北海道で書店を経営していた祖父が亡くなり、章はその大正時代の洋館を改装した書店・ミュゲ書房をなりゆきで継ぐことに……。
失意の章は、本に関する膨大な知識を持つ高校生・永瀬桃ら、ミュゲ書房に集まる人々との出会いの中で、さらに彼のもとに持ち込まれた二つの書籍編集の仕事の中で、次第に本づくりの情熱を取り戻していく。そして彼が潰してしまった作家・広川蒼汰は――。

挫折を味わった編集者は書店主となり、そしてまた編集者として再起する。本に携わる人々と、彼らの想いを描いたお仕事エンターテインメント。
小説編集の仕事をビジネスと割り切れない、若手編集者の宮本章は、新人作家・広川蒼汰の作品を書籍化できず、責任を感じ退職する。ちょうどその頃、北海道で書店を経営していた祖父が亡くなり、章はその大正時代の洋館を改装した書店・ミュゲ書房をなりゆきで継ぐことに……。
失意の章は、本に関する膨大な知識を持つ高校生・永瀬桃ら、ミュゲ書房に集まる人々との出会いの中で、さらに彼のもとに持ち込まれた二つの書籍編集の仕事の中で、次第に本づくりの情熱を取り戻していく。そして彼が潰してしまった作家・広川蒼汰は――。

挫折を味わった編集者は書店主となり、そしてまた編集者として再起する。本に携わる人々と、彼らの想いを描いたお仕事エンターテインメント。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

装画を描いてくださった、イラストレーターのくじょうさんによる紹介漫画!

「ミュゲ書房」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ああ、とても沁みる作品だった。親愛なる読み友さんよりリレーのごとくプレゼントされたこちら、まさに「本好きの本好きよる本好きのための小説」。途中ミステリ要素も絡み合って、その文章力に一気読みさせられた。 ああ、とても沁みる作品だった。親愛なる読み友さんよりリレーのごとくプレゼントされたこちら、まさに「本好きの本好きよる本好きのための小説」。途中ミステリ要素も絡み合って、その文章力に一気読みさせられた。わたしにも「中の人」をしている友人が数人いる。中には主人公の章と同じく(作家に惚れ込み)出版社を立ち上げて玉砕したツワモノも。紙本はこれから先細りしていくだろうが、こういう人たちがいる限り、そして紙本を愛してやまない我々がいる限り、きっと大丈夫。オススメ。 …続きを読む
    ミカママ
    2022年07月31日
    613人がナイス!しています
  • コミュの中で話題となり、気になっていた1冊。 北海道を舞台に本の出版にかけた若き編集者?を中心とした、温かなお仕事小説でしょうか。 和やかで温かみあるミュゲ書房のカフェで選んでいただいた本に囲まれて過ご コミュの中で話題となり、気になっていた1冊。 北海道を舞台に本の出版にかけた若き編集者?を中心とした、温かなお仕事小説でしょうか。 和やかで温かみあるミュゲ書房のカフェで選んでいただいた本に囲まれて過ごしたい。本が出版されるまでが丁寧に描かれたストーリー。最後のサクセスストーリーには、ちょっと嬉しくなり、気持ちも晴れやかに。 初めての作家さんでしたが、大正風の装丁に見返し、続くすずらんの画が印象的な良作。読んでいるうちに引き込まれ、次は「リベンジ」が読みたいと思わせるほどに入り込めた1冊。楽しめました。 …続きを読む
    たかし
    2022年01月29日
    528人がナイス!しています
  • ずばり本好きによる本好きのための本。作家のデビューまでの道のり、出版に至るまでの過程、本屋の経営の工夫が組み込まれていて学べる。物語も広川蒼汰の判断に、思わず編集長、ざまあみろ!と感情移入。章も編集と ずばり本好きによる本好きのための本。作家のデビューまでの道のり、出版に至るまでの過程、本屋の経営の工夫が組み込まれていて学べる。物語も広川蒼汰の判断に、思わず編集長、ざまあみろ!と感情移入。章も編集と出版、経営のオールマイティさをいかして、ミュゲ書房を続けてほしい。ミュゲ書房のようなアイデアがあれば、本屋さんの可能性が広がるのではないかと思う。作家から本、本から読者へどんどん繋いでほしい。目が見えてるうちは、やはり紙の本で読みたいし、動けるうちは本屋さんで本を買いたい。全国の本屋さん、頑張れ! …続きを読む
    しんごろ
    2021年09月24日
    479人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品