文字禍・牛人

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年11月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784041109021

文字禍・牛人

  • 著者 中島 敦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年11月21日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784041109021

中島敦の知られざる傑作6編を選りすぐって収録!

アッシリアにある世界最古の図書館には、毎夜文字の精霊が出るという。文字に支配される人間を寓話的に描いた「文字禍」をはじめ、「狐憑」「木乃伊」「虎狩」等人間の普遍を目指した著者の傑作6篇を収録。 アッシリアにある世界最古の図書館には、毎夜文字の精霊が出るという。文字に支配される人間を寓話的に描いた「文字禍」をはじめ、「狐憑」「木乃伊」「虎狩」等人間の普遍を目指した著者の傑作6篇を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「文字禍・牛人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 表題作の「牛人」が印象に残りました。短編なのに、もしくはだからこそ濃密に纏まっているのは流石だと思いました。「牛」が何のメタなのかもそうですが、そもそもなぜ「牛」なのか?ということがとっても気になって 表題作の「牛人」が印象に残りました。短編なのに、もしくはだからこそ濃密に纏まっているのは流石だと思いました。「牛」が何のメタなのかもそうですが、そもそもなぜ「牛」なのか?ということがとっても気になってます。 …続きを読む
    ehirano1
    2022年12月27日
    102人がナイス!しています
  • 「虎狩」を表題作に持ってくれば、このイラスト表紙と相まってインパクトは絶大であるはず。しかしあえて「文字禍」ってのがなんともニクいです。——「彼はあれほど言葉を巧みに使って執筆しながらどこかで言葉を信用 「虎狩」を表題作に持ってくれば、このイラスト表紙と相まってインパクトは絶大であるはず。しかしあえて「文字禍」ってのがなんともニクいです。——「彼はあれほど言葉を巧みに使って執筆しながらどこかで言葉を信用していなかった」とは池澤夏樹さんの名解説。この言葉は表題作「文字禍」に色濃く現れています。 …続きを読む
    鱒子
    2021年09月28日
    85人がナイス!しています
  • 中島敦のあまり知られてない作品を集めた短編集 ⭐︎4 あまり有名でない6編。読んだことのない作品がいくつかあったので購入。やはり濃密な作品群。牛人のゾクゾクくる感じ、やはり中島敦は中国の古典に出典を得る作 中島敦のあまり知られてない作品を集めた短編集 ⭐︎4 あまり有名でない6編。読んだことのない作品がいくつかあったので購入。やはり濃密な作品群。牛人のゾクゾクくる感じ、やはり中島敦は中国の古典に出典を得る作品は名作ですね。文豪ストレイドッグ見てないから、この表紙だとやや買いにくい、、 …続きを読む
    けそけそ
    2021年02月12日
    67人がナイス!しています

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