- 著者 岡本 太郎
- 発売日:
- 2020年12月24日
- 商品形態:
- 電子書籍
岡本太郎の眼
- 著者 岡本 太郎
- 発売日:
- 2020年12月24日
- 商品形態:
- 電子書籍
どう生きるか。今を生きるすべての人に贈る”岡本太郎という生き方”
半世紀の時空を超えて、太郎の言葉はぼくたちの胸にまっすぐ届きます。むしろ先の見えない不安な時代だからこそ、ズシッと響くのかもしれません。そして読み進むうちに、いつのまにか自信が湧いてきて、誇らかな気持ちになる。不思議な感覚です。
やっと時代が太郎に追いついた。そう言う人もいるけれど、ぼくの見方は少しちがいます。追いつく対象ならやがて追い抜かれるはずだけれど、けっしてそうはならないと考えているからです。
再生を果たした太陽の塔が50年のときを超えてぼくたちを挑発するのは、太郎が未来を先取りしていたからではありません。太郎は生涯をとおして「人間とはなにか」「芸術とはなにか」を考えつづけただけです。
人間の本質は千年や二千年では変わりません。太陽の塔がいつまでも古くならないのは、きわめて高度な普遍性を備えているから。おなじように太郎の言葉も古くなりようがないのです。
平野暁臣(文庫版「おわりに」より)
太陽の塔から半世紀を超えた今尚、岡本芸術は「人間とはなにか」「芸術とはなにか」を挑発し続けてくる。世界のパラダイムが大きく変換する混迷の時代だからこそ読みたい岡本太郎の言葉。それらは迷ったとき、困ったとき、ブレそうになったとき、生きることの真の意味を教え、自分の芯を思い出させてくれる。心に響く普遍的な言葉の数々は、読む人の血肉となり、明日を生きる自信や誇りとなる。
書籍未収録原稿を収録し、再編集した充実の人生論。
やっと時代が太郎に追いついた。そう言う人もいるけれど、ぼくの見方は少しちがいます。追いつく対象ならやがて追い抜かれるはずだけれど、けっしてそうはならないと考えているからです。
再生を果たした太陽の塔が50年のときを超えてぼくたちを挑発するのは、太郎が未来を先取りしていたからではありません。太郎は生涯をとおして「人間とはなにか」「芸術とはなにか」を考えつづけただけです。
人間の本質は千年や二千年では変わりません。太陽の塔がいつまでも古くならないのは、きわめて高度な普遍性を備えているから。おなじように太郎の言葉も古くなりようがないのです。
平野暁臣(文庫版「おわりに」より)
太陽の塔から半世紀を超えた今尚、岡本芸術は「人間とはなにか」「芸術とはなにか」を挑発し続けてくる。世界のパラダイムが大きく変換する混迷の時代だからこそ読みたい岡本太郎の言葉。それらは迷ったとき、困ったとき、ブレそうになったとき、生きることの真の意味を教え、自分の芯を思い出させてくれる。心に響く普遍的な言葉の数々は、読む人の血肉となり、明日を生きる自信や誇りとなる。
書籍未収録原稿を収録し、再編集した充実の人生論。
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「岡本太郎の眼」感想・レビュー
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前半は怒りすぎてて、読んでるこちらはポカーンって感じ。昔、近所にいた喜怒哀楽の強いおっさんのよう。数々の言葉は芸術家には不要のものに思われるが、本人が自身の肩書きを人間としている以上当然か…2021年01月18日26人がナイス!しています
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自分の祖父母の世代の芸術家(但し芸術家という肩書は本人は否定)。著者の眼差しで現代の日本を見たらどんな感情をわかす事だろう。巻末で岡本敏子さんの文章があって、妻か娘か?と思って検索したら法律上の養子で …続きを読む2021年01月14日4人がナイス!しています
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「老を生理的に考えるが、老は意外にもきわめて社会的・心理的な現象である。他の基準に自分を当てはめてしまう人が老いるのだ。たとえば生命の流れは自分のリズムで決めればよいのに、若者とか社会人とか、学生、サ …続きを読む2021年01月18日2人がナイス!しています