父親を名乗るおっさん2人と私が暮らした3ヶ月について

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784049131604
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父親を名乗るおっさん2人と私が暮らした3ヶ月について

  • 著者 瀬那 和章
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年04月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784049131604

いきなり父親がやってきた、しかも2人も!?  笑って泣ける家族の物語。

 たった一人の家族だった母親を病気で亡くした高校二年生の新田由奈。
 母の葬式の日、そんな彼女の前に突然、父親を名乗るおっさんが現れた。しかも2人も!? 
 金髪でチンピラ風の竜二と、眼鏡でエリート官僚風の秋生。「今さら父親なんて認めない!」と反発するが、一つ屋根の下で暮らすことになってしまい――。
 不思議な共同生活が紡ぐ新しい家族のカタチ。その中で知った母の意外な一面と残された想い。
 あたり前に近くにいる人が愛おしくなる、いびつでおかしな親子の物語。
 たった一人の家族だった母親を病気で亡くした高校二年生の新田由奈。
 母の葬式の日、そんな彼女の前に突然、父親を名乗るおっさんが現れた。しかも2人も!? 
 金髪でチンピラ風の竜二と、眼鏡でエリート官僚風の秋生。「今さら父親なんて認めない!」と反発するが、一つ屋根の下で暮らすことになってしまい――。
 不思議な共同生活が紡ぐ新しい家族のカタチ。その中で知った母の意外な一面と残された想い。
 あたり前に近くにいる人が愛おしくなる、いびつでおかしな親子の物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「父親を名乗るおっさん2人と私が暮らした3ヶ月について」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 手に取った理由はタイトルが過去形だったから。 たった一人の家族だった母親・愛里を亡くした由奈の前に現れたのは、父親を名乗る二人のおっさん、竜二と秋生。苦手だった母親のとんでもない置き土産に苛立ちながら 手に取った理由はタイトルが過去形だったから。 たった一人の家族だった母親・愛里を亡くした由奈の前に現れたのは、父親を名乗る二人のおっさん、竜二と秋生。苦手だった母親のとんでもない置き土産に苛立ちながら始まった共同生活は笑いと涙に溢れています。知らなかった母親の一面がだんだんと明らかになっていく様はそのシーンに合わせて愛おしくなり、苦笑いを浮かべたりと良い意味で振り回されます。終盤できな臭い状況にも陥りますが、大人たちがそれぞれの愛情を愛里と由奈に注いでいる事が分かり、とても心が温かくなる物語でした。 …続きを読む
    黒瀬 木綿希(ゆうき)
    2020年05月09日
    133人がナイス!しています
  • すごくよかった!あったかくなった!シングルマザーの母親を病気で亡くした高校生の由奈。葬式で父親を名乗るおっさんが2人⁉︎真面目そうな秋生と強面竜二。受け入れられない!だけど生活のために一棟アパートでの同 すごくよかった!あったかくなった!シングルマザーの母親を病気で亡くした高校生の由奈。葬式で父親を名乗るおっさんが2人⁉︎真面目そうな秋生と強面竜二。受け入れられない!だけど生活のために一棟アパートでの同居が始める。男に依存して生きてきた母を毛嫌いしていた由奈だけど、後悔もしていた。おっさん2人との生活を通して、家族とは?を考える由奈。母親との思い出も夢も取り戻す!おっさん2人の正体と覚悟に涙しました。父親もちゃんと母の想いを尊重していた。いいな、気が早いけど由奈の結婚式、どうなるのか?ちょっと覗きたい! …続きを読む
    papako
    2021年06月17日
    74人がナイス!しています
  • 現実の社会、若い親の虐待というかストレスの発散に幼い子を痛めつけている血の繋がった親より、この父親を名乗る親の方が親らしい。ホントの親も最後には登場するが一発喰らわしてやって正解よ!(なんと血の気の多 現実の社会、若い親の虐待というかストレスの発散に幼い子を痛めつけている血の繋がった親より、この父親を名乗る親の方が親らしい。ホントの親も最後には登場するが一発喰らわしてやって正解よ!(なんと血の気の多い婆よ(^^;)世間は煩わしい。確かに変態DV父親も存在しますからね。しかも一人はヤンキー君みたいで、もう一人は官僚風。お母さんにとって娘の由奈が一番大事だったのでしょう。人を見る目もあったし二人の父親もホントいい人です。血の繋がりは無くても毎日食卓を一緒にして、朝は「行ってらっしゃい・行ってきます」。灯りの …続きを読む
    はつばあば
    2020年10月08日
    54人がナイス!しています

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