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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年04月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784041091289

暗手

  • 著者 馳 星周
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2020年04月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
512
ISBN:
9784041091289

生きるために堕ち続ける――緊迫の長編ノワール

作家、書評家絶賛の長編ノワール、ついに文庫化!!

台湾プロ野球で八百長に手を染め、罪から逃れるために殺しを重ねた加倉は、逃れ着いたイタリアで殺し以外なら仕事を選ばない何でも屋「暗手」として生きていた。そこへ、サッカー賭博の帝王・王天から依頼が舞い込む。プロリーグ・ロッコに所属する日本人ゴールキーパー・大森に八百長をさせろというのだ。仕事に取りかかった加倉は、大森の姉・綾の写真を見て衝撃を受ける……。馳星周、原点回帰にして究極のクライムノベル!

◆『不夜城』『夜光虫』の衝撃から20年
作家、書評家より、賞賛の声続々!!◆

言い訳はしない。赦しも求めない。ただ傷ついたまま、男はより深い闇へと分け入る。
破滅へと向かう独りよがりの自我を描かせたら、やはり馳星周はピカイチだ。
東山彰良(作家)

生への意味を、誰かの中に見出そうとする虚しさと渇き。決して実らない祈り。
桁違いの業深さ、ここにあり。
垣根涼介(作家)

初期への回帰!馳 星周節が戻ってきた!
謳いあげられる血まみれの絶望と孤独の何と甘美なことか。
池上冬樹(文芸評論家)

『夜光虫』から19年。主人公・加倉昭彦の復活は、馳 星周の新たな可能性を拓いた。
裏社会で蠢く、血に飢えた男たちの姿に胃の腑が抉られる。
弩級のエンターテインメントだ。
東 えりか(書評家)

一度地獄に堕ちた人間をさらに突き落とす。
これは馳 星周にしか書けない、もっとも危険で哀しいゲームだ。
杉江松恋(書評家)

最初の1ページで、一撃で、否応無しに物語世界に引きずり込まれる。
自己記録を更新し続ける馳 星周の、完全なる最高傑作。
吉田大助(書評家)

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「暗手」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『不夜城』以来、久しぶりに馳ノワールを堪能した。暗黒街に住み、何の感情もなく人を殺すことのできる男。恋情はあった。が、所詮それが叶うことなどないことも知っている。バイオレンスの中に忍ばせた切なさ、それ 『不夜城』以来、久しぶりに馳ノワールを堪能した。暗黒街に住み、何の感情もなく人を殺すことのできる男。恋情はあった。が、所詮それが叶うことなどないことも知っている。バイオレンスの中に忍ばせた切なさ、それこそが馳作品の魅力だと思う。本作の前段『夜光虫』より先に読んでしまったが、問題なく楽しめた。遡って『夜光虫』も読まねば。 …続きを読む
    あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...
    2020年09月08日
    126人がナイス!しています
  • 主人公の独白「死ねばいいじゃないかー時々、そう思う。おれには夢もない。希望もない。生きる意味も失った。それなのになぜ生きているのか。(中略)おまえがおまえだからだ」の一文に、本書のダークさが凝縮されて 主人公の独白「死ねばいいじゃないかー時々、そう思う。おれには夢もない。希望もない。生きる意味も失った。それなのになぜ生きているのか。(中略)おまえがおまえだからだ」の一文に、本書のダークさが凝縮されている。センチメンタルに流されるようなところが気になったが、よくよく考えると暗手には、冒頭の独白のような空虚しかない。そして何より、サッカーファンでありながら、この題材を持ってきた点に驚かされる。解説の池上氏が書いているように「謳いあげられる絶望と孤独が、なんと甘美」なこと。素晴らしい原点回帰の一冊! …続きを読む
    Katsuto Yoshinaga
    2020年08月28日
    3人がナイス!しています
  • もともとスポーツ新聞に連載してたコラムから興味を持った作家なのでセリエAのスタジアムや試合展開、ウルトラスなどの描写はとてもリアル(近年イタリア勢が弱くなった理由もさらっと書かれてたのは著者の率直な感 もともとスポーツ新聞に連載してたコラムから興味を持った作家なのでセリエAのスタジアムや試合展開、ウルトラスなどの描写はとてもリアル(近年イタリア勢が弱くなった理由もさらっと書かれてたのは著者の率直な感想だろう)、かつ前作「夜行虫」の台北のようにミラノの街も詳しく描写してるところが嬉しい。これまだ続編が出るのだろうか? …続きを読む
    狸田ポン太
    2020年08月29日
    3人がナイス!しています

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