座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年12月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
272
ISBN:
9784040823515

座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

  • 著者 出口 治明
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2019年12月07日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
272
ISBN:
9784040823515

稀代の読書家が、いつも座右に置く中国古典とは?

「僕は毎日、この古典に叱られています」(著者)――

中国は唐の2代皇帝・太宗による統治(貞観時代の政治)の要諦が凝縮された『貞観政要』。

クビライ、徳川家康、北条政子、明治天皇……と時代を超えて、世界最高のリーダー論として読み継がれている古典である。

本書では、稀代の読書家であり、『貞観政要』を座右の書にする著者が、その内容とポイントを、具体的に解説。

全組織人、必読の中国古典。

もくじ

序 章 「世界最高のリーダー論」はどうして生まれたか

時代背景(1) 「中国」の成り立ちを知ると、古典がわかりやすくなる
時代背景(2) 認められるリーダーには「正統性」が必要
時代背景(3) 組織を安定させる「ロジック」とは
時代背景(4) 中国の正史には、必ずしも事実が描かれるわけではない
時代背景(5) 名を残したいという「真っ当な欲望」が名君を生んだ
……他

第1章 リーダーは「器」を大きくしようとせずに、中身を捨てなさい

リーダーは、部下に支えられる“寄生階級”である
「何もしないリーダー」を理想と考えよ
この「秩序の感覚」を持っていますか?
上司は「人間として偉い」わけではない。部下と「機能が違う」だけ
「自分がしてもらいたくないこと」は相手にしない
……他


第2章 「部下の小言を聞き続ける」という能力

明君の条件――「複数の人の意見」を聞いているか
指導する側にも、される側にも必要な「覚悟」
上司を諫める部下がいなければ、組織は滅びる
リーダーは、この「3つの鏡」を持ちなさい
「不機嫌な表情を見せてはいけない」現実的な理由
……他


第3章 「いい決断」ができる人は、頭の中に「時間軸」がある

自分の身を修められない人は、組織を治められない
あらゆる「大事」は、「小事」から起こる
悪いことは“ただちに”やめる、善いことは“ただちに”行動する
「一度、口にした言葉」は取り消すことができない
「深く、広く」考え、「早く、正しく」決断する法
……他


第4章 「思いつきの指示」は部下に必ず見抜かれる

「思考」と「感情」は、思っている以上に密接
「どっしりと構えて待つ」という仕事がある
「読書」「筆法」「人との交流」――人物を大きくする3要素
「疾風、勁草を知る」――なびく人、なびかない人
「信のない言葉」では人を動かせない
……他


第5章 伝家の宝刀は「抜かない」ほうが怖い

たんたんと、「言うべきこと」を言うコツ
一人で行う判断には「質的な限界」がある
「いい部下が見つからない」――それは言い訳です
「少数」にするから、「精鋭」が生まれる
組織内のルールはシンプルなほどよい


第6章 有終の美は「自分」にかかっている

「創業」と「守成」は、どちらが難しいか
君主は「舟」であり、人民は「水」である
有能な「かつての敵」を、側近として登用できますか?
2代目で国家が乱れたら、それは「臣下の責任」
あらゆる組織の急務は、後継者を選ぶこと
……他

メディアミックス情報

NEWS

「座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 出口氏の「貞観政要」ガイド。ご自分の経験に照らし合わせて、平明に書かれた組織論・リーダー論です。自分の器の程度や自らの弱さを自覚していたからこそ、ここまで徹底して部下に諫言させる仕組みに拘り、自ら諫言 出口氏の「貞観政要」ガイド。ご自分の経験に照らし合わせて、平明に書かれた組織論・リーダー論です。自分の器の程度や自らの弱さを自覚していたからこそ、ここまで徹底して部下に諫言させる仕組みに拘り、自ら諫言の督促までした太宗の人間的魅力も伝わってきます。トップと言えど、一人の人間、一人分の器などたかが知れていて、その器以上に組織が大きくなることはないと喝破、いっそ新しいものを入れらるようにトップは自らを空にしてしまおうという徹底した役割・機能論も清々しい。歴史に学ぶとはこういうことかと、あらためて納得しました。 …続きを読む
    ワッピー
    2020年06月11日
    30人がナイス!しています
  • 貞観政要を基に組織のリーダーやフォロワーが取るべき行動を解説した一冊。著者の出口氏の意見で「人は器を大きくすることはできないので、その中身(見栄や思い込みなどの欲求や価値観)を捨てることが大事」との話 貞観政要を基に組織のリーダーやフォロワーが取るべき行動を解説した一冊。著者の出口氏の意見で「人は器を大きくすることはできないので、その中身(見栄や思い込みなどの欲求や価値観)を捨てることが大事」との話は貞観政要の内容とともに参考になる。また、「自分の立ち位置を確認し、それに見合った振る舞いを演じ続けていれば、それはやがて、その人の本性になると思います。」も印象的。フォロワーとしては、リーダーではなく組織に仕えるという意識でリーダーに向き合うことで、互いに良い仕事や関係を築けるとの考えは覚えておきたい。 …続きを読む
    Yuma Usui
    2020年06月13日
    25人がナイス!しています
  • 私は前の仕事が好きだった。でも部下の管理はイヤだった。私の査定で部下のボーナス額が変わるのかと思うと申し訳なく、毎回うんうん唸りながら無理やり差をつけて総務課に報告していた。仕事をしない部下を叱るのも 私は前の仕事が好きだった。でも部下の管理はイヤだった。私の査定で部下のボーナス額が変わるのかと思うと申し訳なく、毎回うんうん唸りながら無理やり差をつけて総務課に報告していた。仕事をしない部下を叱るのもイヤだった。私は自分の責任で、自分の仕事を完結させたかった。だから転職したようなものだが、組織にとどまって職位が上がっていく人は読むと良い本。組織の中ではどんなことでも起こりうる。1400年前の異国の話でも、現代の日本の会社内で十分通用してしまうところが面白くもあり恐ろしくもある。上に立つ者の戒めの書か。 …続きを読む
    yyrn
    2020年07月01日
    20人がナイス!しています

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