消えてください

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049126310
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消えてください

  • 著者 葦舟 ナツ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049126310

孤独な少年と、幽霊の少女――二人は恋に落ちるごと、別れに一歩近づく。

『私を消してくれませんか』
 ある雨の日、僕は橋の上で幽霊に出会った。サキと名乗る美しい彼女は、自分の名前以外何も覚えていないらしい。
・一日一時間。
・『またね』は言わない。
 二つのルールを決めた僕らは、サキを消すために日々を共に過ごしていく。父しかいない静かな家、くだらない学校、大人びていく幼馴染。全てが息苦しかった高一の夏、幽霊の隣だけが僕の居場所になっていって……。
 ねえ、サキ。僕は君に恋するごとに“さよなら”の意味を知ったよ。


衝撃的な内容で発売直後から話題沸騰し、大ヒットとなった『ひきこもりの弟だった』から二年半――今、葦舟ナツが綴る、《別れ》の意味を問う、新たな衝撃作。
『私を消してくれませんか』
 ある雨の日、僕は橋の上で幽霊に出会った。サキと名乗る美しい彼女は、自分の名前以外何も覚えていないらしい。
・一日一時間。
・『またね』は言わない。
 二つのルールを決めた僕らは、サキを消すために日々を共に過ごしていく。父しかいない静かな家、くだらない学校、大人びていく幼馴染。全てが息苦しかった高一の夏、幽霊の隣だけが僕の居場所になっていって……。
 ねえ、サキ。僕は君に恋するごとに“さよなら”の意味を知ったよ。


衝撃的な内容で発売直後から話題沸騰し、大ヒットとなった『ひきこもりの弟だった』から二年半――今、葦舟ナツが綴る、《別れ》の意味を問う、新たな衝撃作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「消えてください」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • このイラストや帯の惹句にあるようなわかりやすい「恋愛」の形を書いている作品ではない。もっと根源的な、魂と魂との交流のようなものを求めるのがこの二人の物語なのではないか。前作を読み返すことが、著者のあと このイラストや帯の惹句にあるようなわかりやすい「恋愛」の形を書いている作品ではない。もっと根源的な、魂と魂との交流のようなものを求めるのがこの二人の物語なのではないか。前作を読み返すことが、著者のあとがきの真意を理解する鍵になるのだろう。いつか果たしたい。 …続きを読む
    佐島楓
    2019年12月06日
    63人がナイス!しています
  • ある雨の日、橋の上でサキと名乗る美しい幽霊に出会った泉春人が、自分を消してほしいと願う彼女と消すために日々を共に過ごしていく物語。全てが息苦しかった高一の夏。そんな中で彼女と過ごす時間は確かな変化で、 ある雨の日、橋の上でサキと名乗る美しい幽霊に出会った泉春人が、自分を消してほしいと願う彼女と消すために日々を共に過ごしていく物語。全てが息苦しかった高一の夏。そんな中で彼女と過ごす時間は確かな変化で、けれど彼女に対する戸惑いも確かにあって。サキの過去が明かされてゆくエピソードの先にあった二人の関係にはまた違った印象もあっただけに、最後は唐突であっけないようにも思えましたけど、サキの心情がどのように変わったのか、そして最初に決めたルールも意外とポイントだったのか、その分岐点をいろいろ考えたくなる結末でした。 …続きを読む
    よっち
    2019年11月22日
    39人がナイス!しています
  • 1度じゃ呑み込みきれないのでもう一度読みたいです。読んでいてあっという間に読み終わってしまいました。苦しいながらでの日々に読んでいて辛いけどそれでも好きです。 1度じゃ呑み込みきれないのでもう一度読みたいです。読んでいてあっという間に読み終わってしまいました。苦しいながらでの日々に読んでいて辛いけどそれでも好きです。
    アズマ
    2020年01月08日
    32人がナイス!しています

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