かくしごと承ります。 ~筆耕士・相原文緒と六つの秘密~

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049125771
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かくしごと承ります。 ~筆耕士・相原文緒と六つの秘密~

  • 著者 十三 湊
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049125771

文字には“想い”と“謎”が込められている

 筆耕士、相原文緒。彼女の仕事は、卒業証書や招待状の宛名などを、毛筆で書くこと。
 内気で真面目な文緒は、憧れの先生・都築尚之から請け負った数々の仕事を丁寧にこなしていく中で、文字にまつわる不思議な謎に、しばしば遭遇するのだった……。
 文字。そこには、使う人の“想い”はもちろん、長い歴史に培われた知られざる“秘密”も潜んでいる――。
 文豪たちに愛された静岡県三島を舞台に繰り広げられる、インテリジェンスあふれたミステリーを、ご堪能あれ。

 筆耕士、相原文緒。彼女の仕事は、卒業証書や招待状の宛名などを、毛筆で書くこと。
 内気で真面目な文緒は、憧れの先生・都築尚之から請け負った数々の仕事を丁寧にこなしていく中で、文字にまつわる不思議な謎に、しばしば遭遇するのだった……。
 文字。そこには、使う人の“想い”はもちろん、長い歴史に培われた知られざる“秘密”も潜んでいる――。
 文豪たちに愛された静岡県三島を舞台に繰り広げられる、インテリジェンスあふれたミステリーを、ご堪能あれ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「かくしごと承ります。 ~筆耕士・相原文緒と六つの秘密~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 筆耕士という文字を扱う仕事であり、なおかつ文字に込められた人の思いを読み取る能力がある女性・文緒が主人公。題材が繊細なだけでなく、内容もセンシティブで、ハラハラドキドキさせられる。文字の秘密を読み解き 筆耕士という文字を扱う仕事であり、なおかつ文字に込められた人の思いを読み取る能力がある女性・文緒が主人公。題材が繊細なだけでなく、内容もセンシティブで、ハラハラドキドキさせられる。文字の秘密を読み解きながらも、実は一番の秘密を抱えているのは文緒自身。その秘密がひどくヒリヒリズキズキするものである。最終章を読むためだけに、購入しても良いのではないだろうか。そんなことを思ってしまった。 …続きを読む
    佐島楓
    2019年10月12日
    80人がナイス!しています
  • ★★★★☆ 初読。手書き文字の残留思念?を読み取る能力のある筆耕士文緒が主人公。依頼案件に秘められた想いを解きほぐしていく。ミステリと言う程謎解き要素が強くなく、異能力バリバリでもなく、穏やかなお仕事小説と ★★★★☆ 初読。手書き文字の残留思念?を読み取る能力のある筆耕士文緒が主人公。依頼案件に秘められた想いを解きほぐしていく。ミステリと言う程謎解き要素が強くなく、異能力バリバリでもなく、穏やかなお仕事小説といった趣き。"筆耕士"というお仕事も、静岡県三島市の佇まいも静かで派手さは無いけど、とても良い雰囲気です。後半で、仲良しの友達が離婚を繰り返す中年男性と結婚する話し、仕事の上司都築の過去の事件に関する話しになるとぐぐっと引き込まれる。文緒自身が抱えた想いが…ここで終わってしまうのか…?続編を乞う! …続きを読む
    bookkeeper
    2023年01月27日
    71人がナイス!しています
  • 「書く仕事」と「隠し事」。2つの秘密の内ひとつはまだ秘密のままなのでは。先生が「上邪」を贈りたかったのは文緒だと思うけど文緒には通じていないし…シリーズ一作目っぽい。筆耕や書道という珍しいジャンルのお仕 「書く仕事」と「隠し事」。2つの秘密の内ひとつはまだ秘密のままなのでは。先生が「上邪」を贈りたかったのは文緒だと思うけど文緒には通じていないし…シリーズ一作目っぽい。筆耕や書道という珍しいジャンルのお仕事小説なので続きが読みたい。 …続きを読む
    真理そら
    2023年12月17日
    68人がナイス!しています

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