- 著者 あさの あつこ
- 装画 丹地 陽子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年08月02日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041081761
烈風ただなか
- 著者 あさの あつこ
- 装画 丹地 陽子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年08月02日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784041081761
己が斬るのは公儀か藩か、それとも父か? 最も熱い「青春時代小説」!
江戸時代中期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、藩校から郷校「薫風館」に転学、自由な気風を謳歌していた。その「薫風館」で陰謀が起きる。かつての学友たちが斬殺され、その真相を知った学友だった瀬島が自害。中老である彼の父も罷職となった。真実を知るはずの新吾の父は、事件後何事もなかったかのように妾宅に住み、そして二年が過ぎようとしていた。新吾は元服を迎え、親友の栄太は江戸へ遊学し同じく同輩の弘太郎には嫁取りの話が来ている。ゆっくりと時が進んでいたある日、弘太郎の近所で太刀傷の死体を見たと証言した隠居の老人が事故死する。同時に、弘太郎の許嫁の八千代が不自然に新吾の姓「鳥羽」に対し戦く。そして、突然栄太が謎の理由で帰郷する。かつての陰謀から、再び陰嵐の気配がわき起こる。最も熱い「青春時代小説」!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序
一 年月
二 雷雲
三 風紋
四 風を受ける
五 逆風の中を
六 風雲
七 遥かに遠く
八 日に映えて
九 色なき風に
十 一葉の覚悟
一 年月
二 雷雲
三 風紋
四 風を受ける
五 逆風の中を
六 風雲
七 遥かに遠く
八 日に映えて
九 色なき風に
十 一葉の覚悟
「烈風ただなか」感想・レビュー
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前作は爽やかな風が薫った。そして今作は烈しい風とな。身分を超えた3人の若者たちのこの先はどんな風が吹くのだろう。分からない事が多過ぎる藩の未来は・・兄の死の真実や父の使命を知って今、「おまえは光の下で …続きを読む2019年09月02日173人がナイス!しています
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シリーズ2巻。今回も真っ直ぐ過ぎる新吾が眩しい。時に痛々しさも感じるが、逞しさも感じる事が出来た。薫風館の仲良し三人組も昔の様な訳にはいかないだろうけど、この関係性をずっと繋いでいって欲しい。2019年08月16日38人がナイス!しています