燃える地の果てに(下)

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041078617

燃える地の果てに(下)

  • 著者 逢坂 剛
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2019年12月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041078617

映画化不能といわれた、傑作!

幻のギター制作者エル・ビエントを捜しパロマレスまでやってきたファラオナと織部(おりべ)。しかしその消息は杳(よう)として知れない。30年前の米軍機事故後、パロマレスの住民は放射能汚染の不安から疑心暗鬼に。治安警備隊に連行された友人を救うため日本人ギタリスト古城(こじょう)は正体不明のスパイ〈ミラマル〉に挑んでいく。2つの異なる時間軸に起きた事件が交錯し驚愕のラストに。思わず印刷ミスを疑う読者が続出した極上エンタテインメント!
1966年スペインパロマレスで実際に起きた米軍機墜落事故をモデルにした小説。(しかし、給油中の米軍機墜落事故は昨年2018年の12月にも、高知県の沖合で起きている!)
水爆ミサイルの最後の一基が不明になった1966年パートと、あるギターの名品を探す二人の男女の30年後のパートが交互に描かれ、徐々に核心に迫っていく。年月を超えて一つにまとまるラストのドンデン返し衝撃度は当時「印刷ミスでは?」と読者から言われたほど多くの賛否両論をわき起こした。著者の作品の中で「カディスの赤い星」「百舌の叫ぶ夜」と並び称される日本の名作ミステリーとして評される。

もくじ

間奏曲(六)
間奏曲(七)
間奏曲(八)
間奏曲(九)
間奏曲(十)
終曲

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「燃える地の果てに(下)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • この物語は実話を元にしているという。それにまず驚いたが、米ソ冷戦当時の事件ならアメリカはさぞや肝を冷やしたことだろう。核爆弾の海への水没、消失から巻き起こる大騒動の顛末は運命の皮肉を感じさせられた。ス この物語は実話を元にしているという。それにまず驚いたが、米ソ冷戦当時の事件ならアメリカはさぞや肝を冷やしたことだろう。核爆弾の海への水没、消失から巻き起こる大騒動の顛末は運命の皮肉を感じさせられた。スペインにとってははた迷惑な話だが、作者はスペインものを多数執筆しているとのこと。当時のスペインの内政の一端を垣間見ることができた。ラストでは「お前かよ!?」とア然。想像のつかなかった逆転劇。逢坂剛の別の作品も是非読んでみたい。 …続きを読む
    ま~くん
    2021年02月13日
    23人がナイス!しています
  • スペインは世界に植民地帝国を築き、今世界で問題になっている黒人奴隷の売買を始めた長い歴史を持つ国であり、数十年前までフランコ政権による軍事独裁政権のもと画家ピカソやチェロ奏者カザルスなどがレジスタンス スペインは世界に植民地帝国を築き、今世界で問題になっている黒人奴隷の売買を始めた長い歴史を持つ国であり、数十年前までフランコ政権による軍事独裁政権のもと画家ピカソやチェロ奏者カザルスなどがレジスタンス運動を続けた国である。1966年に同盟国の米軍機B52が墜落し核兵器が落下した事件を背景にして書かれただけあり、読み応えあるサスペンスになっている。逢坂さんはどうしても男女の逢瀬を入れたい人なのか、そこだけが妙に浮いた描写となるのが残念だけど‪w …続きを読む
    との@恥をかいて気分すっきり。
    2020年08月31日
    15人がナイス!しています
  • 【史実をベースにしたサスペンス下巻】下巻に入ってスピードを上げながら、いくつもの伏線が収斂していく。後半のドンデン返しは当然ながら予想外のインパクトを与えてくれた。建付けに少し無理があるような違和感が 【史実をベースにしたサスペンス下巻】下巻に入ってスピードを上げながら、いくつもの伏線が収斂していく。後半のドンデン返しは当然ながら予想外のインパクトを与えてくれた。建付けに少し無理があるような違和感があるが、細かいことは気にせず物語のスケールの大きさに身を委ねて大いに楽しんだ。★★★★☆ …続きを読む
    stobe1904
    2020年12月31日
    8人がナイス!しています

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