- 著者 吉川永青
- 発売日:
- 2019年03月23日
- 商品形態:
- 電子書籍
悪名残すとも
- 著者 吉川永青
- 発売日:
- 2019年03月23日
- 商品形態:
- 電子書籍
西国一の侍大将と讃えられた男は、 なぜ下克上の代名詞となったのか。
天文九年の師走。毛利元就の居城、安芸国(現広島県)の郡山城に尼子軍が攻め寄せようとした時、一万の援軍が颯爽と現れた。まだ二十歳の美しき軍師の名は、陶隆房(晴賢)。毛利家を従える大内義隆の重臣にして、援軍の大将を務める男だった。見事な戦略により尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の盟友として、親交を深めていく。だが、隆房の敵は、外部だけではなかった。下克上の悪名を背負った武将の
儚き半生を描く、長篇歴史小説。
儚き半生を描く、長篇歴史小説。
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「悪名残すとも」感想・レビュー
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大寧寺の変と厳島の戦いで悪名を残した陶晴賢が主人公。大内家筆頭家老として活躍するシーンから始まり、敗戦からの派閥争いがあり、大寧寺の変から続く誤った判断があり、厳島の戦いで終わる。大内家を書いた小説は …続きを読む2019年07月23日113人がナイス!しています
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陶晴賢。一度この人物を主人公にした小説を読んでみたいと思っていたところだった。家が大事か主君が大事かの狭間で揺れ、そして滅んでゆく。歴史は敗者には残酷ゆえ彼の忠義にスポットライトが当たることは殆どなか …続きを読む2019年06月25日19人がナイス!しています
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陶晴賢を描く。第一次吉田郡山城の戦い(尼子が郡山城を攻めたため、毛利元就の援軍として出陣)から厳島の戦い(陶晴賢vs毛利元就)まで。面白かった。戦にも謀略にも強いという秀でた若き武将が、社会的には既に …続きを読む2019年11月03日15人がナイス!しています