角川文庫

悪名残すとも

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041077832
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

角川文庫

悪名残すとも

  • 著者 吉川永青
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2019年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041077832

西国一の侍大将と讃えられた男は、 なぜ下克上の代名詞となったのか。

天文九年の師走。毛利元就の居城、安芸国(現広島県)の郡山城に尼子軍が攻め寄せようとした時、一万の援軍が颯爽と現れた。まだ二十歳の美しき軍師の名は、陶隆房(晴賢)。毛利家を従える大内義隆の重臣にして、援軍の大将を務める男だった。見事な戦略により尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の盟友として、親交を深めていく。だが、隆房の敵は、外部だけではなかった。下克上の悪名を背負った武将の
儚き半生を描く、長篇歴史小説。

トピックス

メディアミックス情報

NEWS

「悪名残すとも」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 陶晴賢。一度この人物を主人公にした小説を読んでみたいと思っていたところだった。家が大事か主君が大事かの狭間で揺れ、そして滅んでゆく。歴史は敗者には残酷ゆえ彼の忠義にスポットライトが当たることは殆どなか 陶晴賢。一度この人物を主人公にした小説を読んでみたいと思っていたところだった。家が大事か主君が大事かの狭間で揺れ、そして滅んでゆく。歴史は敗者には残酷ゆえ彼の忠義にスポットライトが当たることは殆どなかった。大内家の凋落から厳島での敗北までを晴賢自身の目線でグイグイと読ませてくれる。主人公らしく知勇兼備の猛将として登場し、敗れるとはいえ最後まで元就との謀略合戦を互角に演じ切る。敗れた原因が元就のようにブラックになり切れず主君への愛を残しグレーのまま突き進んでいってしまったという点がまた切ない。 …続きを読む
    みこ
    2019年06月25日
    14人がナイス!しています
  • 久々に戦国時代で面白いと思える小説を読んだ。/下剋上の一例としてよく挙げられる人物・陶隆房ではあるが、結局は古い体質を破壊しきれなかった。この男がもっと欲望に忠実であったなら――歴史のIFとして楽しい 久々に戦国時代で面白いと思える小説を読んだ。/下剋上の一例としてよく挙げられる人物・陶隆房ではあるが、結局は古い体質を破壊しきれなかった。この男がもっと欲望に忠実であったなら――歴史のIFとして楽しい想像ではある。/大内義隆滅亡の話としては古川薫 『失楽園の武者』を読んだことがある。そこで陶がどういう描かれ方をされていたかは忘れたが、本書でも登場した冷泉隆豊の愚直なまでの忠臣ぶりは印象に残っている。/毛利元就とは途中までは肝胆相照らすといった間柄から、徐々に齟齬が生じていく――という描写が面白い。 …続きを読む
    熱東風(あちこち)
    2019年04月20日
    1人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品