真珠郎

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年05月25日
判型:
文庫判
ページ数:
272
ISBN:
9784041070178
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真珠郎

  • 著者 横溝 正史
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年05月25日
判型:
文庫判
ページ数:
272
ISBN:
9784041070178

美少年「真珠郎」が鋭い刃物をふりかざす!怪奇ミステリーの金字塔。

鬼気せまるような美少年「真珠郎」の持つ鋭い刃物がひらめいた!浅間山麓に謎が霧のように渦巻く。無気味な迫力で描く、怪奇ミステリーの最高傑作。他1編収録。 鬼気せまるような美少年「真珠郎」の持つ鋭い刃物がひらめいた!浅間山麓に謎が霧のように渦巻く。無気味な迫力で描く、怪奇ミステリーの最高傑作。他1編収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「真珠郎」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 薄い本なのに意外と読むのに時間がかかった。妖艶な殺人美少年・真珠郎が次々と首をちょん切りつつ犯行を重ねていく…それだけなら、横溝センセが書く必要はなく…。椎名、乙骨、鵜藤、由美たちそれぞれの気質と運命が 薄い本なのに意外と読むのに時間がかかった。妖艶な殺人美少年・真珠郎が次々と首をちょん切りつつ犯行を重ねていく…それだけなら、横溝センセが書く必要はなく…。椎名、乙骨、鵜藤、由美たちそれぞれの気質と運命が良くない方向へ走っていくストーリー。いつの間にか椎名に肩入れしていたうちは、謎解き云々よりも彼が由利先生の邪魔をしたりする終盤のシーンに熱くなってしもたwそして2本目・短編「孔雀屏風」悪いヤツも出てくるし、殺人も起こるんやけど、読後の感想は「素敵〜」という不思議な作品。ぶっちゃけ、こっちのんが好きかも!? …続きを読む
    ヨーコ・オクダ
    2019年03月05日
    32人がナイス!しています
  • ○最初の辺りはなかなか話が進まないなあと感じましたが、途中から話に飲まれ込みました。犯人はわかりやすいかも知れませんが、次から次へとくる話の展開は面白かったです。 ○最初の辺りはなかなか話が進まないなあと感じましたが、途中から話に飲まれ込みました。犯人はわかりやすいかも知れませんが、次から次へとくる話の展開は面白かったです。
    金吾
    2022年08月18日
    30人がナイス!しています
  • 横溝正史の戦前を舞台とする作品。高校生の頃、由利麟太郎を金田一耕助に置き換えたテレビ作品を見て、耽美と怪奇の映像美に慄いた覚えがある。大学講師の椎名は、同僚の乙骨とともに長野県の湖畔の洋館を訪れ、元医 横溝正史の戦前を舞台とする作品。高校生の頃、由利麟太郎を金田一耕助に置き換えたテレビ作品を見て、耽美と怪奇の映像美に慄いた覚えがある。大学講師の椎名は、同僚の乙骨とともに長野県の湖畔の洋館を訪れ、元医師の鵜藤と姪の由美と出会う。二人が屋敷で遭遇する、戦慄の美少年・真珠郎と陰惨な連続殺人事件。狂人の男と山窩の女をさらって土蔵に閉じ込めて産ませた真珠郎の出自の怖ろしさ。果たして殺人犯は真珠郎なのか?豊富な漢語を駆使した独特の語り口、今では聞くことのできない口調の会話の妙は、令和の世にも色褪せない魅力を放つ。 …続きを読む
    エドワード
    2022年12月20日
    26人がナイス!しています

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