真実の檻

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年05月25日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784041069059
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真実の檻

  • 著者 下村 敦史
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年05月25日
判型:
文庫判
ページ数:
384
ISBN:
9784041069059

生き別れの父は、殺人犯?--家族の絆と法廷の闇に迫るミステリ!

亡き母は、他の人を愛していた。その相手こそが僕の本当の父、そして、殺人犯。しかし逮捕時の状況には謎が残っていた--『闇に香る嘘』の著者が放つ渾身のミステリ。 亡き母は、他の人を愛していた。その相手こそが僕の本当の父、そして、殺人犯。しかし逮捕時の状況には謎が残っていた--『闇に香る嘘』の著者が放つ渾身のミステリ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「真実の檻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 叫ぶしかない!真実ってなんだ!街を震撼させる大事件。現場は血の海、血塗れで助けを乞うように惨殺された夫婦。捕まったのは現役検察官であり第一発見者である娘の婚約者!娘は身籠っていた。両親を惨殺した殺人者 叫ぶしかない!真実ってなんだ!街を震撼させる大事件。現場は血の海、血塗れで助けを乞うように惨殺された夫婦。捕まったのは現役検察官であり第一発見者である娘の婚約者!娘は身籠っていた。両親を惨殺した殺人者との関係を抹消すべく他人と結婚して息子を出産。順風満帆に成長する息子。母が死に、遺品整理をする息子は実の父親が惨殺殺人犯と知る!汚れた血脈、苦悩しながらも真相を追う息子。検察と警察、司法が守るべき『真実』の汚さに恐ろしくなる!冤罪立証のメカニズム、超リアル!残酷な真実、切なすぎる結末、必読の大傑作です‼️🙇 …続きを読む
    三代目 びあだいまおう
    2020年02月05日
    315人がナイス!しています
  • (´ཀ`,,)エグイ。母の病死。それに伴っての遺品整理で知ってしまった実父の存在。そして「赤嶺事件」で死刑囚として収監されている事を知るオープニング。そこから3つの冤罪事件を追いつつ、未だ見ぬ実父の冤罪の可能性 (´ཀ`,,)エグイ。母の病死。それに伴っての遺品整理で知ってしまった実父の存在。そして「赤嶺事件」で死刑囚として収監されている事を知るオープニング。そこから3つの冤罪事件を追いつつ、未だ見ぬ実父の冤罪の可能性が見えてくると。可成り細い線なんですが、冤罪であったり、そうで無かったり、事件の真相に辿り着いちゃうのですね。凄まじい展開。凄い(語彙力)。それで益々実父の冤罪の確度を増すのですけれど、そうなると余計に悪い事になると思うよってメタ読みして仕舞いました。そうしたらね、最後の詰め方が。ががが。 …続きを読む
    mae.dat
    2025年09月03日
    262人がナイス!しています
  • 大学生・洋平が家族の絡んだ殺人事件の謎を追う、冤罪をテーマにしたミステリ…著者らしい多くの文献と調査に裏打ちされた内容は判っている気になっていた司法の現状が勉強になった。前半の小さな事件が大きな流れに 大学生・洋平が家族の絡んだ殺人事件の謎を追う、冤罪をテーマにしたミステリ…著者らしい多くの文献と調査に裏打ちされた内容は判っている気になっていた司法の現状が勉強になった。前半の小さな事件が大きな流れになってゆく過程が多少ギクシャクしているように感じたが、発表時は連作短編だったものを一冊に纏めたと知って納得…ただ、洋平を始め主要人物たちの心情が書き切れていない部分が多くて共感できず、著者の弱点を再認識したのが残念。とは言え、執筆に沢山のエネルギーを注ぎ込む真摯な姿勢は健在で、下村さんへの好感度は高いままだ。 …続きを読む
    しんたろー
    2019年08月26日
    218人がナイス!しています

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