歌集 鉄の蜜蜂

歌集 鉄の蜜蜂

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年01月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048841542

歌集 鉄の蜜蜂

  • 著者 岡井 隆
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年01月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784048841542

水無月の終りが近い 幸福の地方からときに蜜蜂が来る

熟成された詩が産み出す濃厚な短歌の蜜。 まわりには不気味な金属音を立て蜂が飛び交う。 針を恐れぬものだけが味わえる官能のエキス。 一度舐めたらやめられない…岡井隆からの甘美なる挑戦状。 熟成された詩が産み出す濃厚な短歌の蜜。 まわりには不気味な金属音を立て蜂が飛び交う。 針を恐れぬものだけが味わえる官能のエキス。 一度舐めたらやめられない…岡井隆からの甘美なる挑戦状。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「歌集 鉄の蜜蜂」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 90歳手前の晩年の歌集。おそらくこれが最後の歌集なのだろう。友が次々亡くなり、本人も病を抱えるなか、皇居に足を運ぶ。そして文化功労賞を受賞。 「一輪の花が咲くとき 不思議だなあ 雨の方から降ってくるんだ 90歳手前の晩年の歌集。おそらくこれが最後の歌集なのだろう。友が次々亡くなり、本人も病を抱えるなか、皇居に足を運ぶ。そして文化功労賞を受賞。 「一輪の花が咲くとき 不思議だなあ 雨の方から降ってくるんだ」 「晴れた日にうすぐらい部屋内に待つ才能といふ傷持つ人ら」 「<すみません、おくれまして>と声きこゆなあにまだ間に合ふさ死まで」 「この本のゆえに離れゆく友どちのあらむ アガバンサスを祈りつつ」 短いエッセイが幕間に入る。旧仮名遣いで。 「思想なんて夢みたいなもの。それも夜ではなく昼の夢なのだよね。」 …続きを読む
    だいだい(橙)
    2022年03月20日
    15人がナイス!しています
  • 読み終えた後に岡井さんが90歳近いことを知って驚いた。短歌に年齢なんてないんだなと思った。小説だって詩だって、言葉は言葉。それだけでいいのかもしれない。それが全てなのかもしれない。 読み終えた後に岡井さんが90歳近いことを知って驚いた。短歌に年齢なんてないんだなと思った。小説だって詩だって、言葉は言葉。それだけでいいのかもしれない。それが全てなのかもしれない。
    mer
    2021年02月12日
    11人がナイス!しています
  • 歌壇の牽引者だけあって読みごたえはある。 歌壇の牽引者だけあって読みごたえはある。
    koobhon
    2018年07月27日
    1人がナイス!しています

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