- 著者 渡辺 淳一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041063361
死化粧
- 著者 渡辺 淳一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年08月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784041063361
死とは、医療とは。医師であった著者が、永遠の問いに相対した傑作短編集。
母親の脳手術と死、そして解剖--。死化粧を前にした人びとの姿を、苛酷なまでのリアリティで濃密に描き、芥川賞候補となった「死化粧」。心臓移植を描いた「ダブル・ハート」他、初期医療小説を収録。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「死化粧」感想・レビュー
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図書館本。読みやすかった。いつの時代にもしには様々な人の心が交差する。昔は癌を知らせないのが主流だった。それがプラスなのかは分からかいけど、宇井先生はしってたんだろうなぁ。母の手術をした先生は、冷静だ …続きを読む2019年03月04日4人がナイス!しています
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数多くの人間の死と接してきた医者しか見ることの、触れることのできない世界。 中編3作どれも強烈な印象だけど、とりわけ「ダブルハート」は強烈。医者は自分の功績の為、患者を「研究物」としかみていない。でも …続きを読む2022年08月20日0人がナイス!しています
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読後に生の只中にあって死の持つ重みが、ずっしりと心にのしかかる。医者ならではのリアリティ溢れる筆致に圧倒された。2022年07月22日0人がナイス!しています