角川文庫

クレシェンド

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041062395
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角川文庫

クレシェンド

  • 著者 竹本 健治
  • カバーイラスト 大槻 香奈
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2017年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041062395

鬼才竹本健治が描く、言霊が持つ恐怖とその受信回路のメカニズム!

ゲームソフトの開発に携わる矢木沢は、ある日を境に百鬼夜行の幻覚に苦しむようになる。どこからともなく魑魅魍魎の群れが現れ矢木沢の周囲すべてを埋め尽くしてしまうのだ。しかも、その幻覚は回を重ねるごとに進化し、威力を増し、巨大な恐怖の濁流となって矢木沢を翻弄していく。知り合いの姪、真壁岬の助けを借りて原因を究明しようとするが、幻覚は矢木沢の思考、存在を超えなぜか古事記に酷似したものとなっていく。どうしても思い出せない母親の顔……。震動を伴い聞こえてくる言葉「吾に辱見せつ(われにはぢみせつ)」……。鬼才・竹本健治が描く、日本人のDNAに直接迫る言霊から生まれる恐怖と、その受信回路のメカニズムとは!

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「クレシェンド」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 日本語・日本人の由来とか、言語による精神性の規定とか、神話モチーフとか、大枠は非常に好みで興味深かったんだけど人物描写がピンとこなくて細かいところが気になり読了まで非常に時間かかってしまった。ヒロイン 日本語・日本人の由来とか、言語による精神性の規定とか、神話モチーフとか、大枠は非常に好みで興味深かったんだけど人物描写がピンとこなくて細かいところが気になり読了まで非常に時間かかってしまった。ヒロインは大学受験浪人ではなくて大学院休学中とかそれくらいの年齢設定ならもう少しはすんなり入り込めたかも。あとメンター的な2人の描写がなんとも中途半端で収まりがよろしくない。 …続きを読む
    黒胡麻プリン
    2017年12月28日
    19人がナイス!しています
  • キャラクターの設定や台詞回しなんかのわざとらしさは気になったものの、日本人の民族的ルーツと言語に関するウンチクはなかなかに面白いものがあって、物語としての出来は置いておいて民族学・民俗学が好きな人は一 キャラクターの設定や台詞回しなんかのわざとらしさは気になったものの、日本人の民族的ルーツと言語に関するウンチクはなかなかに面白いものがあって、物語としての出来は置いておいて民族学・民俗学が好きな人は一読の価値がある小説じゃなかろうか。しかしとにかくキャラクターの思考回路が常人離れしていて、誰一人としてお友達にはなれそうにない。大丈夫かこいつら。 …続きを読む
    りー
    2017年12月27日
    12人がナイス!しています
  • 日本とは、日本人とは、日本語とは。日本語が日本人たらしめている?日本語によって共有される不可知な感覚。決して表には出ないが、確かに我々の中に存在するもの。忌み言葉と恐怖。恥の文化。言霊。文字が蠢き、紙 日本とは、日本人とは、日本語とは。日本語が日本人たらしめている?日本語によって共有される不可知な感覚。決して表には出ないが、確かに我々の中に存在するもの。忌み言葉と恐怖。恥の文化。言霊。文字が蠢き、紙面が撓む。ああ、わたしにも見えている。見てはいけないものが、現実には存在し得ないものが、妄想が具現化し、目の前に立ち現れている。見てはいけない。知ってはいけない。夢でも見ているのだろうか。全身の毛が逆立ち、由良由良由良由良布流布流布流布…やがて全てに飲み込まれた。 …続きを読む
    浮遊
    2017年12月27日
    10人がナイス!しています

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