- 著者 北野 慶
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年06月29日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784041059432
虚構の太陽
- 著者 北野 慶
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年06月29日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784041059432
城山三郎賞受賞『亡国記』の著者が放つ、新たな「衝撃の未来」!
IT企業のエンジニア・トガニ・ジェイは、美しい妻とかわいい子供に囲まれ、平凡ながらも幸せな生活を送っていた。しかし、ジェイは、突如、この生活と世界がおかしいと思い始める。この世界に住む人間があまりに少ないこと。自分の生活圏が異常に狭いこと。老人たちの死は日常的にあるのに、その死を埋める新たな誕生がないこと。セックスに快楽以外の意味がないこと。そして、8年前以前の記憶がないこと……そのことを妻や子供に問いただしても、「何が不思議なの?おかしいわよ」と首をかしげるばかり。俺はおかしくなってしまったのか? 突然感じ始めた世界への違和感の真相を探るべく、ジェイは動き始めるが……。問題作『亡国記』につづく、現代日本に問いかける衝撃の近未来リアルノベル!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序章 前史
第1部
第一章 記憶
第二章 逃走
第三章 業火
第四章 輪廻
第2部
第一章 日蝕
第二章 応報
第三章 宿運
第四章 怨讐
終章 桃源
第1部
第一章 記憶
第二章 逃走
第三章 業火
第四章 輪廻
第2部
第一章 日蝕
第二章 応報
第三章 宿運
第四章 怨讐
終章 桃源
「虚構の太陽」感想・レビュー
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★★★☆☆10歳年上の大学の研究室の先輩に当たる作家。ロボットアンドロイドが普及した未来。世界で唯一原子力を利用していたその国は機構の狂った総裁の暴走により1度は滅んだ。しかし記憶を植え付けられたアンドロイド …続きを読む2018年08月29日13人がナイス!しています
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★★★☆☆:自分には少し合わなかったかな。ストーリーは良かったんだけど。特に最後の方は少し引き込まれました。2024年01月01日12人がナイス!しています
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この国は、何かを隠している。政府を疑え、情報を疑え、自分を疑え。2020年02月25日2人がナイス!しています
著者紹介
北野 慶
1954年生まれ。北海道大学文学部卒業。
2015年、南海トラフ巨大地震に伴う未曾有の原発事故によって難民となった日本人を衝撃的に描いた『亡国記』で、第3回城山三郎賞を受賞。
2015年、南海トラフ巨大地震に伴う未曾有の原発事故によって難民となった日本人を衝撃的に描いた『亡国記』で、第3回城山三郎賞を受賞。