- 著者 近藤 ようこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年02月25日
- 判型:
- B6変形判
- 商品形態:
- コミック
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784047345744
水の蛇
- 著者 近藤 ようこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年02月25日
- 判型:
- B6変形判
- 商品形態:
- コミック
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784047345744
わたしたちのからだには、蛇がいるのよ……。
ひさしぶりに帰郷した梨絵は十年前の夏休み、大人びた同い年のいとこ・加奈子との間に起こった不思議な出来事を思い出す…。女性の中の“魔性”を描く表題作ほか、全8編を収録した傑作短編集、29年ぶりの新装版!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「水の蛇」感想・レビュー
-
猫の後ろにそっとキュウリを置くと気付いた時に飛び上がるほど驚く動画がある。これは蛇が危険という記憶を遺伝子が伝えているといった説だ。猫でさえあるのだから人間には尚更。「雨月物語」には「蛇性の淫」なんて …続きを読む2021年06月28日52人がナイス!しています
-
★★★★ ずいぶん昔のものまで再録されていて一冊としてはまちまちな印象だが、表題作の「水の蛇」が良かった。髪を長くしていた頃、湯船に広がる様子が蛇のようだと思ったことをふいに思い出す。暗い恋愛の終わり頃の …続きを読む2017年02月27日5人がナイス!しています
-
表題の「水の蛇」、少女が女に変わる、あの、一瞬の季節がうまく切り取られて描けていました。近藤ようこさんを堪能できます。自分が男性の性の対象として見られることへの嫌悪感、や、そういう劣情を引き起こす不潔 …続きを読む2018年06月04日1人がナイス!しています