- 著者 窪 美澄
- 発売日:
- 2017年05月25日
- 商品形態:
- 電子書籍
水やりはいつも深夜だけど
- 著者 窪 美澄
- 発売日:
- 2017年05月25日
- 商品形態:
- 電子書籍
『ふがいない僕は空を見た』『よるのふくらみ』の実力派が贈る、珠玉の家族連作集! 巻末付録「対談 加藤シゲアキ×窪美澄」
セレブママとしてブログを更新しながら周囲の評価に怯える主婦。仕事で子育てになかなか参加できず、妻や義理の両親から責められる夫。出産を経て変貌した妻に違和感を覚え、若い女に傾いてしまう男。父の再婚により突然やってきた義母を受け入れきれない女子高生……。思い通りにならない毎日。募る不満。言葉にできない本音。それでも前を向いて懸命に生きようとする人たちの姿を鮮烈に描いた、胸につき刺さる6つの物語。
小説で誰かを救う。そんな大それたことは言いづらい。
だけど、それに本気で挑戦している作家は確かにいるのだと、
窪美澄を読むといつもそう思う。
――朝井リョウ(作家)
文庫化に際し、オリジナル短編、一編追加!
小説で誰かを救う。そんな大それたことは言いづらい。
だけど、それに本気で挑戦している作家は確かにいるのだと、
窪美澄を読むといつもそう思う。
――朝井リョウ(作家)
文庫化に際し、オリジナル短編、一編追加!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
メディアミックス情報
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「水やりはいつも深夜だけど」感想・レビュー
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窪さんの作品を読むと、いつだって紙ヤスリで心臓をギリギリこすられるような気持ちにさせられる。主人公たちはどれもみな、日常生活の中で声にならない叫び声を上げているのだけれど、読者はたいてい過去に、似たよ …続きを読む2018年08月03日438人がナイス!しています
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同じ街、同じ幼稚園に子どもが通う家庭を舞台に、そこに暮らす主人公達の過去と今の思いを絶妙に重ね合わせていくこの作品。そこには、『これがほんとうに、おれが望んだ家族のカタチなんだろうか』と、自分が思い描 …続きを読む2022年07月25日245人がナイス!しています
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初読み作家さんでした。思い出の植物を絡めた家族にまつわる短編集。老若男女、色々な世代の主人公の気持ちがここまでわかるのは凄いと思います。家族なんて血が繋がっていなくてもそうあろうと決めて作り上げていけ …続きを読む2018年01月08日233人がナイス!しています