少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041051863
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少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語

  • 著者 一 肇
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
432
ISBN:
9784041051863

「映画を撮る」その破壊的な魔力に憑かれた青年たちの爆走青春ミステリー!

20歳にして中堅私大1年の十倉和成。下宿の天袋からセーラー服姿の絶滅危惧種的大和撫子・さちがはいおりてきた日から彼の停滞しきった生活は急転する! 映画と少女と青春と。熱狂と暴走の新型ミステリ! 20歳にして中堅私大1年の十倉和成。下宿の天袋からセーラー服姿の絶滅危惧種的大和撫子・さちがはいおりてきた日から彼の停滞しきった生活は急転する! 映画と少女と青春と。熱狂と暴走の新型ミステリ!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

プロモーションムービー

『少女キネマ』プロモーションムービー

「少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 登場人物の造形や文調に漂う森見感、中盤までの寄り道やもたつきなど惜しいところも少なからずあるけれど、読み終えてみればその熱量と読後感におおいに満足。『たいへんよくできました』。ひとことでいえば青春物語 登場人物の造形や文調に漂う森見感、中盤までの寄り道やもたつきなど惜しいところも少なからずあるけれど、読み終えてみればその熱量と読後感におおいに満足。『たいへんよくできました』。ひとことでいえば青春物語である、ひとりの大学生が迷い、堕落し、後悔し、恋慕し、妄想し、躊躇し、覚醒し、突破し、そしてひとつの奇跡を起こす。終盤の盛り上がりが特筆モノなだけに、主人公・十倉がハラを括るまでが冗長気味なところは実にもったいない。総じてプラスとなるかどうか好き嫌いが分かれる作品かもしれないですね …続きを読む
    おかむー
    2017年03月22日
    104人がナイス!しています
  • 乙一さんの帯推薦文に釣られて。高校時代の友人の死の謎を解く為に、2浪して東京の大学へ入った十倉は、古い寮の屋根裏に住む女子高生に出逢う。分野としてはミステリーよりは青春ファンタジー。度々綴られる十倉の妄想… 乙一さんの帯推薦文に釣られて。高校時代の友人の死の謎を解く為に、2浪して東京の大学へ入った十倉は、古い寮の屋根裏に住む女子高生に出逢う。分野としてはミステリーよりは青春ファンタジー。度々綴られる十倉の妄想…暴想ぶりが呆れる程可笑しく、キネマを巡る仲間達の変人ぶりも漫画的。ラストの新入生はそう繋がるのかと思ったが、要らない気もした。 …続きを読む
    まこみん
    2018年05月03日
    75人がナイス!しています
  • 読み終えた時は「奔放で良いなぁ~」と思った一冊でした。この本を読んだ方の多くの人は、作品の舞台が京都だったら森見さんの作風に似ているなぁ~思われたかもしれないなぁ~と感じました。でも、内容は、しっかり 読み終えた時は「奔放で良いなぁ~」と思った一冊でした。この本を読んだ方の多くの人は、作品の舞台が京都だったら森見さんの作風に似ているなぁ~思われたかもしれないなぁ~と感じました。でも、内容は、しっかりと大人にはなかなか理解できない青春の只中にいる彼らの謎に迫る姿、少女への切ない恋心、映画への熱中感と我儘さを感じさせてもらって、若さの特権みたいなものを感じさせてもらいましたね。そして、僕の一番は引かれた点は、謎解きではなくて屋根裏の少女との出会いと別れの切なさと少女の素性を少し知っての再会の瞬間でした。 …続きを読む
    ちょこまーぶる
    2019年10月21日
    55人がナイス!しています

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