長く高い壁 The Great Wall

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ニコカド祭り2020
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年02月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041048290
ニコカド祭り2020

長く高い壁 The Great Wall

  • 著者 浅田 次郎
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2018年02月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041048290

ここは戦場か、それとも殺人現場か――。従軍作家が日本軍の闇に挑む。

日中戦争中の万里の長城。探偵役を命じられた従軍作家が辿り着く驚愕の真相とは?
浅田作品初の戦場ミステリ。

1938年秋。流行探偵作家の小柳逸馬は、従軍作家として北京に派遣されていた。だが、突然の要請で、前線へ向かうこととなる。
検閲班長の川津中尉と共に、北京から半日がかりで辿り着いた先は、万里の長城、張飛嶺。
そこで待っていたのは、第一分隊10名が全員死亡という大事件だった。
なぜ、戦場に探偵作家が呼ばれたのか。10名は戦死ではないのか!? 
分隊内での軋轢、保身のための嘘、軍ならではの論理――。
従軍作家の目を通し、日中戦争の真実と闇が、いま、解き明かされる。
「戦争の大義」「軍人にとっての戦争」とは何かを真摯に捉え、胸に迫る人間ドラマ。

●●●2016年夏 北京取材風景(三泊四日)●●●

今回、執筆前に浅田次郎さんと中国・北京へ取材に行ってきました。貴重な取材模様を少しだけお届けします。

取材初日、まずは舞台となった北京飯店へ。清朝時代からの歴史ある高級ホテルで、壮麗なクラシック・ホテルです。作中、張飛嶺(ちょうひれい)に発つ前、主人公・小柳と川津のふたりはここで落ち合います。

北京飯店からほど近い東交民巷へ。

『蒼穹の昴』シリーズの読者にはおなじみの地域でしょうか。
この辺りは西洋風建築が多かったです。

二日目、いよいよ万里の長城へ。

本作のモデルになったのは司馬台長城(しばだいちょうじょう)。
麓からロープウェーで向かいます。ロープウェーから長城を仰ぎ見る。たしかに、長くて、高い壁……。

頂上の監視廠まであと少し。

司馬台長城は建設当時の雰囲気を色濃く残す数少ない長城。歴史を感じさせる眺めです。
取材旅行中、浅田さんはよくメモを取っていらっしゃいました。

遂に頂上に! 圧倒的なスケールのパノラマ。

80年前、小柳と川津もこの景色を見たのでしょうか。
二日目と三日目は、司馬台長城をはじめ、万里の長城を様々な角度から取材しました。

最終日は紫禁城にも立ち寄りました。

驚くほどたくさんの人!!北京の夏は本当に暑かったです。浅田さんもスタッフもたくさん汗をかきました。
(取材・文/編集部)

メディアミックス情報

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「長く高い壁 The Great Wall」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 浅田次郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。4月の1作目として期待して読んだのですが、日中戦争従軍探偵小説家ミステリという感じで、微妙な作品でした。日中戦争の大義も従軍作家の意義も微妙なので、 浅田次郎は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。4月の1作目として期待して読んだのですが、日中戦争従軍探偵小説家ミステリという感じで、微妙な作品でした。日中戦争の大義も従軍作家の意義も微妙なので、しょうがないのかなぁ? …続きを読む
    starbro
    2018年04月01日
    193人がナイス!しています
  • …辛口で申し訳ないのですが、どうにも最後まで入り込めなかったという読後感です。日中戦争の真っ只中、統治下にある万里の長城で起きた守備隊10名の不可解な死亡。事件か事故か。戦場ミステリーとしてそそられる …辛口で申し訳ないのですが、どうにも最後まで入り込めなかったという読後感です。日中戦争の真っ只中、統治下にある万里の長城で起きた守備隊10名の不可解な死亡。事件か事故か。戦場ミステリーとしてそそられる舞台設定ではありましたが、緊迫感があまり感じられず全体的に中途半端な印象を受けました。なんか、もったいない感じです。ん~辛口でスンマセン…。 …続きを読む
    とん大西
    2019年04月28日
    114人がナイス!しています
  • 万里の長城における日本軍10名の死者、ミステリーなのだろうが、背景に中国に於いて日本は何のために戦争を起こしたのかというのがあって、深い。日本の国民性として、敗北とか、負の要素を想定しない希望的観測、 万里の長城における日本軍10名の死者、ミステリーなのだろうが、背景に中国に於いて日本は何のために戦争を起こしたのかというのがあって、深い。日本の国民性として、敗北とか、負の要素を想定しない希望的観測、そうであってくれればよいと、いう指摘が印象に残る …続きを読む
    初美マリン
    2018年10月03日
    97人がナイス!しています

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著者紹介

浅田 次郎(あさだ・じろう)

1951年東京都生まれ。95年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞、97年『鉄道屋ぽっぽや』で直木賞、2000年『壬生義士伝みぶぎしでん』で柴田錬太郎賞、06年『お腹はら召しませ』で中央公論文芸賞、司馬遼太郎賞、08年『中原ちゅうげんの虹』で吉川英治文学賞、10年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、16年『帰郷』で大佛次郎賞など、数々の賞を受賞している。

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