繚乱

繚乱

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
608
ISBN:
9784041039984
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繚乱

  • 著者 黒川 博行
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
608
ISBN:
9784041039984

元刑事コンビが一発逆転を目指す! 策略と暴力が絡みあう傑作犯罪小説!

大阪府警を追われたかつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。競売専門の不動産会社で働く伊達は、調査中の敷地900坪の巨大パチンコ店に金の匂いを嗅ぎつけると、堀内を誘って一攫千金の大勝負を仕掛けるが!? 大阪府警を追われたかつてのマル暴担コンビ、堀内と伊達。競売専門の不動産会社で働く伊達は、調査中の敷地900坪の巨大パチンコ店に金の匂いを嗅ぎつけると、堀内を誘って一攫千金の大勝負を仕掛けるが!?

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「繚乱」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 積読している本はどうしても気になる。この作品も気になっていた一冊だった。読んでみると「螻蛄」や「破門」 には多少物足りない感があった。かと言って決して面白くない訳ではない。薄汚い世の中を黒川テイストで 積読している本はどうしても気になる。この作品も気になっていた一冊だった。読んでみると「螻蛄」や「破門」 には多少物足りない感があった。かと言って決して面白くない訳ではない。薄汚い世の中を黒川テイストでテンポ良く導いてくれる。元今里署暴担刑事二人の堀内と伊達の極道警察小説!面白かった。黒川博行さんの大ファンである私は是非とも続編を期待したい。? …続きを読む
    🅼🆈½ ユニス™
    2018年06月10日
    117人がナイス!しています
  • 『悪果』の続編。極道刑事堀内と伊達のコンビがまたぞろ巨悪に挑む痛快アクション長編。もっとも、前作で警察バッジを失った二人がこれまで通りに無茶できる筈は無い…と思いきや、やってくれます変わらずに。堀やん 『悪果』の続編。極道刑事堀内と伊達のコンビがまたぞろ巨悪に挑む痛快アクション長編。もっとも、前作で警察バッジを失った二人がこれまで通りに無茶できる筈は無い…と思いきや、やってくれます変わらずに。堀やん死ぬなよ! …続きを読む
    Shinji Hyodo
    2017年11月01日
    97人がナイス!しています
  • 「悪果」の続編。不祥事で警察を退職した伊達と堀内。今度の仕事は不動産屋の調査員。と言えば聞こえはいいけど、一癖も二癖もある怪しげな仕事。彼等が手掛けるのはパチンコ屋の競売案件。ポンポンと飛び交う軽快な 「悪果」の続編。不祥事で警察を退職した伊達と堀内。今度の仕事は不動産屋の調査員。と言えば聞こえはいいけど、一癖も二癖もある怪しげな仕事。彼等が手掛けるのはパチンコ屋の競売案件。ポンポンと飛び交う軽快な関西弁の会話に乗って話は進み、600ページを超える長編だけどそんなことを感じさせない。億単位の利権に群がる警察、ヤクザに不動産屋。「繚乱」というタイトル通りに悪い奴らが入り乱れる。ほんと黒川さんの作品って「悪い奴」しか出てこない(笑)。競売って素人が手を出せる物件じゃないね。★★★★ …続きを読む
    サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
    2016年09月09日
    88人がナイス!しています

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著者紹介

写真:黒川博行(くろかわ・ひろゆき)

黒川博行(くろかわ・ひろゆき)

1949年3月4日愛媛県今治市生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞。他の著作に、『悪果』『繚乱』『離れ折紙』『後妻業』『勁草』など。   
★「疫病神」シリーズ 『疫病神』『国境』『暗礁』『螻蛄』『破門』

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