- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年03月02日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041038970
かんかん橋の向こう側
- 著者 あさの あつこ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年03月02日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 464
- ISBN:
- 9784041038970
温泉町の小さな食堂『ののや』を舞台に、少女の成長を描く傑作長編!
夫が急逝し残された食堂『ののや』を守る決意の奈央と、彼女を理解しようと努めながらもぎこちない母娘関係しか築けない18歳の真子。そんな母娘を温かく見守る常連客で、今夜も店は賑やかだった。そこへ、真子が痴漢と間違えたよそ者の青年、東山が店に現れる。『ののや』をモデルにした小説をネットで読んで、店のファンになったという東山だが、何か秘密を抱えているようだった。常連客の一人、野々村は妻の遺品を整理をしていて偶然、鍵のかかった箱を見つける。何とか開錠したその箱には、若かった頃の妻の秘密が隠されていた……。奈央を支えなければ…、でもこの町を出て自由に生きてみたい! 大学進学を来春に控え、心迷う真子はその気持ちを奈央に伝えきれずにいた。「人は帰る場所があるから、旅立つことができる」――小さな食堂を舞台に、人々の温かな絆とそこで成長した少女の旅立ちを描いた傑作長編!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一章 十七歳の日付
第二章 青い風に乗って
第三章 闇と日溜まり
第四章 風が吹いて、陽が差して
あとがき
第二章 青い風に乗って
第三章 闇と日溜まり
第四章 風が吹いて、陽が差して
あとがき
「かんかん橋の向こう側」感想・レビュー
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前作は未読で続編だとは知らずに読んだのだが、十分楽しめた。ほのぼのストーリーなのだが、大切な『なにか』を気づかせてくれる作品だった。その『なにか』はこちら側の受け止め様で、なさぬ仲の母と子の関係だった …続きを読む2016年04月17日123人がナイス!しています
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シリーズ2作目とは知らずに読んだけど全然問題なかった、地方の温泉町にある食堂「ののや」を舞台に高校生の真子や常連の人々の目線で語られる日々やエピソード、都会で刺激的で波瀾万丈の人生を生きるより田舎で一 …続きを読む2016年06月15日88人がナイス!しています
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すごく良かったです!前作では小学6年だった真子が高校生になり、父亡き後の「ののや」に常連さんが集う。奈央さんが素敵、会話がテンポ良く一気に読了。かんかん橋の向こう側にどんな未来が待っているのかな。2016年06月13日81人がナイス!しています