- 著者 堂場 瞬一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年09月30日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041036457
黒い紙
- 著者 堂場 瞬一
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年09月30日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 368
- ISBN:
- 9784041036457
警察小説の旗手が放つ、企業謀略ミステリ!
亡命事件、スパイ疑惑、派閥抗争……
この会社は、何かを隠している。
大手総合商社に届いた、謎の脅迫状。
犯人の要求は現金10億円。
巨大企業の命運はたった一枚の紙に委ねられた。
警察小説の旗手が放つ、企業謀略ミステリ!
大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。犯人からの要求は現金10億円。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須が真相究明に動き出す。脅迫状に添付されていた業務日誌は、テイゲンがかつて社内で使用していた公式用箋にワープロ打ちされたものだった。果たして犯人の狙いは何か。ある事情から警察を辞めTCRに就職したばかりの長須は、正義と職務遂行の狭間で揺れながら、巨大企業の“闇”に挑む。
この会社は、何かを隠している。
大手総合商社に届いた、謎の脅迫状。
犯人の要求は現金10億円。
巨大企業の命運はたった一枚の紙に委ねられた。
警察小説の旗手が放つ、企業謀略ミステリ!
大手総合商社テイゲンに、同社と旧ソ連の不適切な関係を指摘する文書が届いた。現会長の糸山が、30年前に旧ソ連のスパイ活動を行ったというものだった。犯人からの要求は現金10億円。警察に届けるわけにいかないテイゲンは、秘密裏に危機管理会社「TCR」に解決を依頼。元刑事の長須が真相究明に動き出す。脅迫状に添付されていた業務日誌は、テイゲンがかつて社内で使用していた公式用箋にワープロ打ちされたものだった。果たして犯人の狙いは何か。ある事情から警察を辞めTCRに就職したばかりの長須は、正義と職務遂行の狭間で揺れながら、巨大企業の“闇”に挑む。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「黒い紙」感想・レビュー
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「紙」ということで、堂場節冴える新聞記者モノかと思ったら、元警察官で危機管理会社員の喪失と再生の物語でした。いくつか腑に落ちない点はあったものの、ラストはきれいにまとまってよかった。日本の屋台骨を支え …続きを読む2017年04月13日281人がナイス!しています
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堂場瞬一は、新作中心に読んでいる作家です。本作は企業小説とミステリが上手く融合していて楽しめました。但し、タイトルほど黒い内容ではない気がします。悪役がもっと強かった方が良かったかも知れません。2016年11月09日140人がナイス!しています
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警察官だった父が殺されたことで自分を見失い警察を辞した息子・長須が再就職した会社は危機管理会社。そこで任された仕事は・・大手総合商社にもなると綺麗ごとばかりじゃないのは想像に易い。しかし30年も前の事で …続きを読む2016年10月03日123人がナイス!しています