ノックス・マシン

「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編1位!

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041033609
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「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編1位!

ノックス・マシン

  • 著者 法月 綸太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784041033609

「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編1位!珠玉の中篇集。

上海大学のユアンは、国家科学技術局から召喚の連絡を受けた。「ノックスの十戒」をテーマにした彼の論文で確認したいことがあるというのだ。科学技術局に出向いたユアンは、そこで予想外の提案を持ちかけられる。 上海大学のユアンは、国家科学技術局から召喚の連絡を受けた。「ノックスの十戒」をテーマにした彼の論文で確認したいことがあるというのだ。科学技術局に出向いたユアンは、そこで予想外の提案を持ちかけられる。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

おすすめコメント

本格ミステリ、本格SF、両ジャンルの歴史に残る必読の傑作
――大森 望(「本の旅人」4月号)

まさに“血(知)湧き肉踊る”エンターテイメントだ
――村上 貴史(「ダ・ヴィンチ」6月号)

中でも「論理蒸発――ノックスマシン2」は、“感涙すら誘う恐るべき傑作”
――千街 晶之(「SFマガジン」6月号)

「ノックス・マシン」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 科学用語のほぼ全てが理解不能。それでも大筋の内容は把握できる。ノックスの十戒の中でも中国人の件は有名。「ノックス・マシン」のオチは安易に想像できるが、そこから「論理蒸発」まで繋げたのはさすが。クリステ 科学用語のほぼ全てが理解不能。それでも大筋の内容は把握できる。ノックスの十戒の中でも中国人の件は有名。「ノックス・マシン」のオチは安易に想像できるが、そこから「論理蒸発」まで繋げたのはさすが。クリスティの有名どころは読んでいたため「引き立て役倶楽部の陰謀」は終始ニヤニヤしっぱなしだった。個人的には楽しめた作品。しかしこの作品はやはりミステリーマニア向けの作品。万人には薦められない。ある程度のミステリーの前知識が必要。この作品を読了後、ミステリーへの興味は尽きない。しかしSFのジャンルからは遠のきそうだ。 …続きを読む
    るーしあ
    2016年01月06日
    160人がナイス!しています
  • 2014年の「このミス」一位だそうですが、一般読者向けとは言いがたいですな。海外探偵小説と量子論とブラックホール理論あたりの軽いヲタクレベルの知識がないと理解は難しい。『可もなし不可もなし』。表題作は「卵 2014年の「このミス」一位だそうですが、一般読者向けとは言いがたいですな。海外探偵小説と量子論とブラックホール理論あたりの軽いヲタクレベルの知識がないと理解は難しい。『可もなし不可もなし』。表題作は「卵が先か?鶏が先か?」のタイムパラドックス。『引き立て役倶楽部の陰謀』名探偵の相棒役が一堂に会するメタ的展開。『バベルの牢獄』難解さがダントツ、全体としておぼろげなイメージだけしか残らない。『ノックス・マシン2』表題作の続篇だが主題は別物。『引き立て役~』以外は“データ化された書物”が大きなポイントですね。 …続きを読む
    おかむー
    2016年06月05日
    101人がナイス!しています
  • ミステリ作家 法月綸太郎のSF短編集。一編ごとも緩い繋がりを持つ連作に。すべての本が電子化された近未来を舞台に、エラリークイーンやアガサクリスティ、チェスタトンなど、古典名作をキーワードとして進んで行く ミステリ作家 法月綸太郎のSF短編集。一編ごとも緩い繋がりを持つ連作に。すべての本が電子化された近未来を舞台に、エラリークイーンやアガサクリスティ、チェスタトンなど、古典名作をキーワードとして進んで行く話が面白い。SF要素は、、量子もつれ、量子コンピュータ、特異点、ブラックホールとか、近年のSFを多少読んでれば判るネタでしたが、、、古典の方は知識が足りなさ過ぎて、ネタと判らないものもチラホラ。あとがき・解説を読んでなるほどねー、という感じでした。国名シリーズ読み直しかなー。。 …続きを読む
    hnzwd
    2015年12月04日
    70人がナイス!しています

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著者紹介

法月綸太郎(のりづき・りんたろう)

1964年松江市生まれ。京都大学法学部卒。在学中は京大推理小説研究会に所属。88年に『密閉教室』でデビュー。2002年「都市伝説パズル」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。05年『生首に聞いてみろ』で「このミステリーがすごい!2005年版」国内篇の第1位を獲得。同書は本格ミステリ大賞を受賞。他著に『頼子のために』『一の悲劇』『ふたたび赤い悪夢』『キングを探せ』など。

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