エスカルゴ兄弟

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年08月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784041032527

エスカルゴ兄弟

  • 著者 津原 泰水
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2016年08月05日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784041032527

最上級の笑いと感動でおもてなし!温かく心を満たすお料理&青春成長小説!

〈問題の多い料理店、本日開店いたします!〉

唯我独尊の変人カメラマンと、巻き込まれ体質の元編集者、男二人の無謀な挑戦の行方は!?
笑いと感動で心を満たす、最高の料理&成長小説!!

出版社勤務の柳楽尚登(27)は、社命で足を運んだ吉祥寺の家族経営の立ち飲み屋が、自分の新しい職場だと知り愕然とする。料理上手で調理師免許も持っているし、という理由で料理人として斡旋されたのだ。しかも長男で“ぐるぐる”モチーフを偏愛する写真家・雨野秋彦(28)は、店の無謀なリニューアルを推し進め、前代未聞のエスカルゴ料理店〈スパイラル〉を立ち上げようとしていた。
彼の妹・梓の「上手く行くわけないじゃん」という嘲笑、看板娘・剛さんの「来ないで」という請願、そして三重の養殖場で味わう“本物のエスカルゴ”……。嵐のような出来事の連続に、律儀な尚登の思考はぐるぐるの螺旋形を描く。
心の支えは伊勢で出逢った、フランス女優ソフィー・マルソー似のうどん屋の娘・桜だが、尚登の実家は“宿敵”、讃岐のうどん屋で――。

「いざという時は必ず訪れる。その時には踊れ」
真剣すぎて滑稽で、心配でつい目が離せない。凸凹義兄弟、ちっぽけで壮大な“食”の軌跡。
一気読み間違いなしの、痛快エンタメ作!!

★太鼓判!
津原泰水の料理を描く筆致は3D。味を伝える技巧は活字世界の美味しんぼなのである。
――豊崎由美氏(書評家)/「本の旅人」2016年8月号より

帯イラスト/松苗あけみ

もくじ

プロローグ


1 フレンチトーストの夜
2 モツ煮込みの匂い
3 シビレに痺れ
4 冷蔵庫の名はグレー
5 油雑巾とは
6 ヘリックス・ポマティア
7 伊勢うどんに転ぶ


1 エスコフィエのレシピ
2 八角とキツネ
3 おつまみ三種盛り
4 なにかグラタンのような
5 エスカルゴうどん
6 ウドネスカルゴへ
7 チーズに蜂蜜


1 美しきアーモンド形の
2 酒豪に捧げる天津飯
3 葱ぬたと日本酒
4 チキンラーメン三昧
5 稲庭の威力
6 磊磊なる料理たち
7 エスカルゴ尽くし

エピローグ

登場人物

柳楽 尚登(なぎら なおと)

香川県出身。讃岐うどん屋の次男坊。東京で編集という仕事を天職と思い働いていたが、突如リストラ(出向?)に遭う。料理人として雨野家に住み込み、エスカルゴ料理に挑戦することに。

雨野 秋彦(あまの あきひこ)

吉祥寺の立ち飲み屋〈アマノ〉の長男。“ぐるぐる”モチーフを偏愛する若手写真家。唯我独尊・傍若無人な変人で、尚登を振り回すが、エスカルゴへの情熱は本物。

雨野 梓(あまの あずさ)

秋彦の妹。高校生。背が高く色白で、外国人のような顔立ち。口は悪いが、裏表のない素直な性格。店の改装に反対し、家計を助けるためにガールズバーで働き出す。

榊 桜(さかき さくら)

伊勢うどん屋の娘。フランスの女優ソフィー・マルソーにそっくりの美女。尚登が三重のエスカルゴ養殖場に修業に行った際に運命の出逢いを果たす。


おすすめコメント

津原泰水の料理を描く筆致は3D。
味を伝える技巧は活字世界の美味しんぼなのである。
――豊﨑由美さん(書評家)「本の旅人」2016年8月号より

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「エスカルゴ兄弟」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • タイトルに魅かれて読みました。津原泰水、初読です。著者は若いのかと思っていたら、私より年上でした。300P強一気読み、本作は螺旋迷笑料理饂飩小説と言った感じです。ソフィー・マルソー(それにしても10代 タイトルに魅かれて読みました。津原泰水、初読です。著者は若いのかと思っていたら、私より年上でした。300P強一気読み、本作は螺旋迷笑料理饂飩小説と言った感じです。ソフィー・マルソー(それにしても10代の頃は最高に可愛かった!)のオマージュ小説でもありました。久々、エスカルゴ・ド・ブルゴーニュ(出来れば本物)を食したくなりました! …続きを読む
    starbro
    2016年10月26日
    225人がナイス!しています
  • どんどんぱ、どんどんぱってクイーンの〈ウィ・ウィル・ロック・ユー〉が流れ出す♪主人公の尚登の感情が激すると頭の中で流れ出すこの曲。私の頭の中でも何度も流れました♬初めて読む作家さんでしたが楽しかったで どんどんぱ、どんどんぱってクイーンの〈ウィ・ウィル・ロック・ユー〉が流れ出す♪主人公の尚登の感情が激すると頭の中で流れ出すこの曲。私の頭の中でも何度も流れました♬初めて読む作家さんでしたが楽しかったです‼︎出版社勤務の尚登は突然、違う職種のお仕事に就かざるおえなくなる。グルグル偏愛者で変人の写真家の秋彦と共に頑張る過程が面白い!とにかく料理の描写が丁寧で美味しそう♡エスカルゴ以外の食べ物(チーズキツネなど)を作って食べたくなる♪意地悪な人も出てこず、温かい♡とっても美味しそうで元気をもらえる素敵な作品★ …続きを読む
    ❁かな❁しばらくお休みします。
    2017年08月28日
    148人がナイス!しています
  • 図書館本。突然クビを宣言されエスカルゴ専門店のシェフへと転進せざるを得なくなった編集者と、その店の店長(本職はカメラマン、螺旋に対する愛情が異常)の二人の切磋琢磨して成長していく姿を追うテンポの良い物 図書館本。突然クビを宣言されエスカルゴ専門店のシェフへと転進せざるを得なくなった編集者と、その店の店長(本職はカメラマン、螺旋に対する愛情が異常)の二人の切磋琢磨して成長していく姿を追うテンポの良い物語。出てくる料理の描写がどれも旨そうで、夜中に読むのは非常に危険(笑)。しかし、最後が中途半端に終わった感が拭えず、残念。★★★☆☆ …続きを読む
    Die-Go
    2016年10月18日
    121人がナイス!しています

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読者モニターレビュー

むちゃくちゃです。むちゃくちゃだけど、むちゃくちゃおもしろい!
お仕事、お料理、恋愛に、家族……色とりどり盛りだくさんなフルコースのようです。だけど重たく胃に溜まったり胸焼けしたりの心配はまったくない。むしろついついもう一皿!とお代わりを求めたくなってしまうおもしろさでした。――ながつき

あまりに面白いタイトルに飛びついた自分の嗅覚の確かさに万歳です。エスカルゴは食べたことがないけれど、スパイラルがあるなら食べに行きたい。秋彦、尚登、梓たちの噛み合わないままに続く会話がとにかくおかしくて、キャラが本当にキュートです。早くも続編希望です。――うさこ

読者のグルメ欲をくすぐる作品です。作品の中に出てくる料理をイメージしながら読んでいたのですが、気づけば口の中はヨダレで一杯に…。食欲が掻き立てられるので、この作品を読み進めている際はついつい食べ物に手を伸ばしてしまいました。ご馳走様でした!――秋雨タヌキ

著者紹介

津原泰水(つはら・やすみ)

1964年、広島市生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。89年、少女小説作家としてデビュー。
97年、現名義で『妖都』を上梓。以降、幅広いジャンルで執筆を続け、2006年に発表した『ブラバン』がベストセラーになる。12年『11』で第2回Twitter文学賞国内部門第1位に選出され、14年には同作品集収録の「五色の舟」がSFマガジン「オールタイム・ベストSF」国内短篇部門で1位に選ばれた。
また、同作品は近藤ようこ氏によって漫画化され、第18回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門大賞を受賞した。
その他の著作に「幽明志怪」三部作、「ルピナス探偵団」「たまさか人形堂」シリーズ、『綺譚集』『赤い竪琴』『バレエ・メカニック』『玻璃玉の耳輪』『クロニクル・アラウンド・ザ・クロック』『ヒッキーヒッキーシェイク』など多数。

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