ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年06月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
392
ISBN:
9784046013002
label

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行

  • 著者 下川 裕治
  • 写真 中田 浩資
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年06月13日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
392
ISBN:
9784046013002

ユーラシア大陸最南端の駅から最北端の駅までを鉄道で旅する!

シンガポールからロシア領ムルマンスクまで、ユーラシアを鉄道で縦断。ミャンマーでは乱気流に呑まれた飛行機のように激しく揺れる列車に悩まされ、極寒のモンゴル草原では寒風吹きすさぶローカル駅に佇む物売りおばさんの売りあげに思いを馳せる――。かつて、中国からロシアへ茶葉を運んだ交易路「最後のシルクロード」を辿りつつ、ユーラシアの果てを繋いだバックパッカーの鉄道紀行。 シンガポールからロシア領ムルマンスクまで、ユーラシアを鉄道で縦断。ミャンマーでは乱気流に呑まれた飛行機のように激しく揺れる列車に悩まされ、極寒のモンゴル草原では寒風吹きすさぶローカル駅に佇む物売りおばさんの売りあげに思いを馳せる――。かつて、中国からロシアへ茶葉を運んだ交易路「最後のシルクロード」を辿りつつ、ユーラシアの果てを繋いだバックパッカーの鉄道紀行。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第1章 最南端駅からアジアの風に吹かれて北上千九百二十キロ ――シンガポールからバンコクへ
第2章 ようやく開いた土煙の国境道三百四十キロ ――バンコクからダウェイへ
第3章 激しい揺れとダニにやられるミャンマー列車千六百八十キロ ――ダウェイからムセへ
第4章 茶葉を追いつつ中国縦断五千百八キロ ――瑞麗から北京へ
第5章 マイナス二十度の草原を北上、千七百三十五キロ ――北京からスフバートルへ
第6章 寝ても覚めてもタイガのシベリア。最北端駅へ七千九百五十三キロ ――キャフタからムルマンスクへ
附 章 万里茶路を行く

「ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ユーラシア大陸南端から北端への鉄道旅。下川さんの旅行記はデヴュー作『12万円で世界を歩く』以来何冊か読んでいるが、ユーラシア大陸東西の鉄道旅は未読。当初より辺境の旅と共に貧乏旅行を主題としているので、若 ユーラシア大陸南端から北端への鉄道旅。下川さんの旅行記はデヴュー作『12万円で世界を歩く』以来何冊か読んでいるが、ユーラシア大陸東西の鉄道旅は未読。当初より辺境の旅と共に貧乏旅行を主題としているので、若さが残る年齢の頃はともかく、62歳という年齢では侘しさ、うらぶれ感が出てしまうのは避けられない。まあ、それはともかく良く頑張っておられる。縦断する通過国はシンガポール、マレーシア、タイ、ミャンマー、中国、モンゴル、ロシア。終着駅はムルマンスク。ミャンマーや中国雲南省・貴州省あたりは列車の様子など丁寧だが⇒ …続きを読む
    まーくん
    2023年12月13日
    78人がナイス!しています
  • ユーラシア大陸を最南端駅から最北端駅まで列車で旅した記録。正確には、列車で通過できない箇所もあるし、寄り道もあるけど、その分だけ読み応えがあって、面白かったです。 道というのは、流通のためにあるんだな ユーラシア大陸を最南端駅から最北端駅まで列車で旅した記録。正確には、列車で通過できない箇所もあるし、寄り道もあるけど、その分だけ読み応えがあって、面白かったです。 道というのは、流通のためにあるんだなあ。と改めて思う。中国からモンゴル経由でロシアに続く流通ルートがあったのは、初めて知ったし、お茶に関する蘊蓄を色々語ってもらったのは勉強になりました。 あと、ミャンマーのジャンピングトレインの話が印象に残りました。列車が飛び跳ねるほどガタガタの老朽車が現役で走っているなんて、さすがに衝撃でした。 …続きを読む
    ryuetto
    2016年12月03日
    15人がナイス!しています
  • 文庫書下ろし。下川さんの本はほぼ読んでいるが、これは珍しくもユーラシアの鉄道を縦に乗り尽す紀行。アジア南端のシンガポールからロシア領のムルマンスクまで。当然幾つかの国を経由するが、国によってこうも鉄道 文庫書下ろし。下川さんの本はほぼ読んでいるが、これは珍しくもユーラシアの鉄道を縦に乗り尽す紀行。アジア南端のシンガポールからロシア領のムルマンスクまで。当然幾つかの国を経由するが、国によってこうも鉄道事情、そして管理事情が違っているのかと可笑しくなったりヤレヤレと思ったり。茶の専門家である須賀努氏が同行。奇しくも この行程はかつて茶を始め物流の道、つまりシルクロードの一つであったそうで呼和浩特から北へはラクダでの交易が盛んだった。中国➡モンゴルへは私も鉄道利用をしたので状況がよく理解出来た。 …続きを読む
    ジュースの素
    2016年06月29日
    12人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品