光圀伝 下
第3回 山田風太郎賞
第3回 山田風太郎賞
第3回 山田風太郎賞
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
『天地明察』が夢を実現するための勇気の書だとしたら、
『光圀伝』は生きるために己を貫き通すための勇気の書。
どんな困難も不自由も、成し遂げようとあがき、もがき、常に全身全霊で生きている光圀の姿に
身体の芯から熱いものがこみあげてきて、たまりませんでした。
――中澤めぐみさん(三省堂書店ルクア大阪店)
まさか傾奇者だったとは……水戸光國! あらゆるエピソードがクライマックスなみの盛り上がり!
時代劇からは想像もできない荒々しさ、そして苛烈なる人生。終わりが近づき、「読み終えたくない」「ずっと読んでいたい」と、そう思う作品は久々です!
――成川真さん(ブックポート203大和店)
樹だ、と思いました。それも、太い幹が何本も寄り合ってひとつになる、巨木。
たくさんの思いが継ぎ目なくからめられた、『光圀伝』は、そういう太い物語です。
冲方さん、よくこれを1冊で収めたなあ!さすがだ!
――小出和代さん(紀伊國屋書店新宿本店)
ファザコン・ブラコン・アグレッシブ。
力と苦悩に満ちあふれた黄門様の生涯。
――北住晴弥さん(ブックパル文苑桂南店)