- 著者 冲方 丁
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年11月20日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041117880
麒麟児
- 著者 冲方 丁
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年11月20日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 352
- ISBN:
- 9784041117880
江戸百万の命を背負い、勝海舟と西郷隆盛、二人の麒麟児が駆ける!
慶応四年三月。鳥羽・伏見の戦いに勝利した官軍は、徳川慶喜追討令を受け、江戸に迫りつつあった。
軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。
江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。
和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。
二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰る。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか――。
幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
軍事取扱の勝海舟は、五万の大軍を率いる西郷隆盛との和議交渉に挑むための決死の策を練っていた。
江戸の町を業火で包み、焼き尽くす「焦土戦術」を切り札として。
和議交渉を実現するため、勝は西郷への手紙を山岡鉄太郎と益満休之助に託す。
二人は敵中を突破し西郷に面会し、非戦の条件を持ち帰る。だが徳川方の結論は、降伏条件を「何一つ受け入れない」というものだった。
三月十四日、運命の日、死を覚悟して西郷と対峙する勝。命がけの「秘策」は発動するのか――。
幕末最大の転換点、「江戸無血開城」。命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”の覚悟と決断を描く、著者渾身の歴史長編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
トピックス
メディアミックス情報
NEWS
「麒麟児」感想・レビュー
-
勝海舟を主人公に、西郷どんとの駆け引きが描かれます。日本の未来のために何も求めず駆け抜ける「麒麟児」2人の暗躍が手に汗握る、波乱万丈の歴史小説でした。面白かったです。2022年04月16日55人がナイス!しています
-
冲方作品5作目。幕末が舞台の作品はいくらか読んでいるが、かの有名な江戸城無血開城はどうやって成されたのか、勝海舟と西郷隆盛の間でどんなやりとりがあったのか知らなかった。幾度となく幕府に落胆させられなが …続きを読む2021年12月10日31人がナイス!しています
-
幕末、江戸城無血開城にあたり交渉を行った二人、勝麟太郎安芳と、西郷吉之助隆盛の物語。お話などでは、肝胆相照らす仲であった二人は、すでに以心伝心的に心を通わせあっており、出会った瞬間に交渉は決着したと書 …続きを読む2022年02月05日21人がナイス!しています