家守

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041015933
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家守

  • 著者 歌野 晶午
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年07月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041015933

住人の思惑と謎うずまく「家」をテーマにした、5つの傑作ミステリ!

何の変哲もない家で、主婦の死体が発見された。完全な密室状態だったため事故死と思われたが、捜査のうちに30年前の事件が浮上する。歌野晶午が巧みに描く「家」に宿る5つの悪意と謎――傑作推理短編集! 何の変哲もない家で、主婦の死体が発見された。完全な密室状態だったため事故死と思われたが、捜査のうちに30年前の事件が浮上する。歌野晶午が巧みに描く「家」に宿る5つの悪意と謎――傑作推理短編集!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「家守」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 歌野さんの短編集と聞いて興味深々…「家」をテーマにした5つの話…『人形師の家で』はホラータッチで楽しめたが、ミステリとしてはモヤモヤが残った。『家守』も予想通りの結末に落ち着いて納得しつつも物足りない。 歌野さんの短編集と聞いて興味深々…「家」をテーマにした5つの話…『人形師の家で』はホラータッチで楽しめたが、ミステリとしてはモヤモヤが残った。『家守』も予想通りの結末に落ち着いて納得しつつも物足りない。『埴生の宿』は歌野さんらしいトリックと切なさが漂う雰囲気が好み。『鄙』はトリックに苦しさも感じるが無医村と戦争を絡めた時代設定勝利。『転居先不明』は構成の妙で本作中で一番の出来に感じたが、一家惨殺の真犯人が透けて見えてしまったのが残念。様々な仕掛けで読者を楽しませようとする姿勢は健在で、今後も読みたい作家♬ …続きを読む
    しんたろー
    2019年09月02日
    195人がナイス!しています
  • 『家』をテーマに描かれた5話の短編集。家とは本来、家族が寛ぎ団欒する憩いの場であるのに本作では見事に否定され、狂喜が渦巻く場所となってしまった…。マイベストは「転居先不明」格安物件を購入し、東京に引っ越 『家』をテーマに描かれた5話の短編集。家とは本来、家族が寛ぎ団欒する憩いの場であるのに本作では見事に否定され、狂喜が渦巻く場所となってしまった…。マイベストは「転居先不明」格安物件を購入し、東京に引っ越してきた夫婦。過去に発生した一家惨殺事件を絡めて読ませる話に最後までドキドキ。結末はまさに“口は災いの元”と言える内容、夫に同情の余地なし。奥さんを怒らせるのが一番の恐怖である事を身を持って知れたと思うが時すでに遅しか。他4作もホラーあり、イヤミスありと一気読み必至の一冊。 …続きを読む
    ナルピーチ
    2021年10月27日
    188人がナイス!しています
  • 家ミステリの一冊。家を舞台に描く五つのミステリ。雰囲気、トリック、どんでん返し、納得感、全て満足。最近特殊ミステリが多かっただけにオーソドックスな面白さが良かった。表題作「家守」のトリックになるほど… 家ミステリの一冊。家を舞台に描く五つのミステリ。雰囲気、トリック、どんでん返し、納得感、全て満足。最近特殊ミステリが多かっただけにオーソドックスな面白さが良かった。表題作「家守」のトリックになるほど…こんな殺害方法も有りかと妙に納得感。そして予想外の真相になるほどとまた更なる納得感。「鄙」は一つの村を"家"に仕立て上げているところが巧いし、こういう村の雰囲気は好きだ。一番どんでん返しを味わえたのは「転居先不明」これは家に帰りたくなくなる。予想外のラストは納得のオチ、ざまあみろ。 …続きを読む
    ちょろこ
    2021年04月07日
    162人がナイス!しています

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