名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理

名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年12月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041106396

名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理

  • 著者 森 晶麿
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年12月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041106396

ちょっと変わった大学サークルで繰り広げられる謎と恋とバカ騒ぎ!

推理研究会めあてに戸山大学に入った蝶子。だがうっかり酔いの追究が目的の〈酔理研究会〉なるサークルに入ってしまう。そこにいたのは不思議な雰囲気を持った幹事長で……。四季の行事を通じて描かれる青春歳時記! 推理研究会めあてに戸山大学に入った蝶子。だがうっかり酔いの追究が目的の〈酔理研究会〉なるサークルに入ってしまう。そこにいたのは不思議な雰囲気を持った幹事長で……。四季の行事を通じて描かれる青春歳時記!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 戸山大学にあるスイケン。それは酔拳でも推理研究会の略称でもない。ただ、李白のように酒を呑み続け、酔いに任せるというサークルなだけなのだ。森見登美彦氏の京都の阿呆学生シリーズ好きの人にはたまらんであろう 戸山大学にあるスイケン。それは酔拳でも推理研究会の略称でもない。ただ、李白のように酒を呑み続け、酔いに任せるというサークルなだけなのだ。森見登美彦氏の京都の阿呆学生シリーズ好きの人にはたまらんであろうゆるゆるラブコメ+日常の謎。特に情けない私怨によるサークル活動の存亡を賭けたゲリラも含む攻防戦は必見!そして社会的では「何者」でもない大学生としての蝶子の卑下にある自意識や葛藤は共感する所が多かったです。酒好きとしては是非とも入部したいのだが、鏡月(アセロア)一杯でコテンとなるから無理か・・・(ヾノ・∀・`) …続きを読む
    藤月はな(灯れ松明の火)
    2014年02月09日
    72人がナイス!しています
  • 晴れて大学生となった蝶子は由緒ある推理研究会に入部したはずなのに、そこは“酔”理研究会で・・「花酔いロジック、球酔いロジック、浜酔いロジック、月酔いロジック、雪酔いロジック」連作短編集全5話。日常ミステ 晴れて大学生となった蝶子は由緒ある推理研究会に入部したはずなのに、そこは“酔”理研究会で・・「花酔いロジック、球酔いロジック、浜酔いロジック、月酔いロジック、雪酔いロジック」連作短編集全5話。日常ミステリー<恋愛といった感じのお話でした。最初はただひたすらお酒を飲んで酔うというサークルの活動内容に馴染めずにいたのですが、後半になるにつれて恋愛がらみの話になってくると面白くなってきました。彼らが毎夜お酒を飲むことができるのか、その資金源が知りたいのと、今からこんなにお酒を飲む彼らの肝臓が心配です。★★★★ …続きを読む
    うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
    2014年03月20日
    66人がナイス!しています
  • 多分第一話をアンソロジーで読んでいるはず……。某有名マンモス大学をモチーフにしている戸山大学。そこにあるという酔理研究会。酒だけでなく、彼らは色々な物に酔います。名勝負に酔い、船に酔い、恋に酔い、雰囲気 多分第一話をアンソロジーで読んでいるはず……。某有名マンモス大学をモチーフにしている戸山大学。そこにあるという酔理研究会。酒だけでなく、彼らは色々な物に酔います。名勝負に酔い、船に酔い、恋に酔い、雰囲気に酔い、夢に酔い、文学に酔い、雪に月に花にと、酔わずに済むものの方が少ないのではないでしょうか。硬派女子弥生ちゃんとモッキンの恋が可愛かったです。上手くいくといいな。でももう少しお酒は楽しく適量を守って。そして学生の本分は勉強ですからお忘れなく!!でも何となく、理に酔うと言うのは良い言葉だなあと思いました。 …続きを読む
    ひめありす@灯れ松明の火
    2014年06月30日
    65人がナイス!しています

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