時のアラベスク

時のアラベスク 電子版
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発売日:
2013年12月25日
商品形態:
電子書籍

時のアラベスク

  • 著者 服部 まゆみ
発売日:
2013年12月25日
商品形態:
電子書籍

本格の結構、精緻な文体。第七回横溝正史賞受賞作

東京、冬。出版記念会の席上に届けられた深紅の薔薇から、惨劇の幕が開く。舞台は、ロンドン、ブリュージュ、パリを経て、再び冬の東京へ。奇怪な事件が続発し、事態は混迷の度を深めていく。精緻な文体と巧妙なトリックを駆使して、人生の虚飾と愛憎を描く長編本格推理。気高く幻想的な作風で多くの読者を魅了し続ける作家・服部まゆみの記念すべきデビュー作。〈第七回横溝正史賞受賞作〉


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「時のアラベスク」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 横溝正史ミステリ大賞を受賞した、作者デビュー作品。よって作者との本格の、謎解き対決を楽しみに読み出したのですが、謎解きのある幻想小説という感じが強い。作者の女性的幻想世界が好きな読者からみれば、むしろ 横溝正史ミステリ大賞を受賞した、作者デビュー作品。よって作者との本格の、謎解き対決を楽しみに読み出したのですが、謎解きのある幻想小説という感じが強い。作者の女性的幻想世界が好きな読者からみれば、むしろミステリである事に驚くのかも知れない。正体の見えない脅迫者、やがて起こる殺人事件、主要人物の自殺、とミステリの展開は期待したものです。その代わり、全く機能しない警察や霧に包まれた様な世界から、外へ出て来ようとしない人達に感じる違和感。両者が渾然一体になっている不思議な感覚を覚えるが、読みやすいし読後感も良い。 …続きを読む
    セウテス
    2017年02月06日
    68人がナイス!しています
  • 自分からすると主人公と家族の会話は古風というかお上品なので『いつの時代の話やろ?』って感じでした。内容に関しては最後の手紙で『そんなんズルイわぁ』って思いました。 自分からすると主人公と家族の会話は古風というかお上品なので『いつの時代の話やろ?』って感じでした。内容に関しては最後の手紙で『そんなんズルイわぁ』って思いました。
    はらぺこ
    2013年07月11日
    57人がナイス!しています
  • 『死都ブリュージュ』の感想を挙げた際、他の読書人さん達の感想でこの作品が引き合いに出されているのを拝見して読みました。まさかの処女作に吃驚。『この闇と光』のように耽美且つ俗物的で沈み込むような仄暗さに 『死都ブリュージュ』の感想を挙げた際、他の読書人さん達の感想でこの作品が引き合いに出されているのを拝見して読みました。まさかの処女作に吃驚。『この闇と光』のように耽美且つ俗物的で沈み込むような仄暗さに彩られたミステリー。愛する従姉、千秋とその弟の昇、傍若無人だが唯一の男友達として愛している慶、俗物な周囲の印象が変わる構成や「極月」から始まる月ごとの時間の流れも見事に哀切さと知らなかった自分の愚かさと残酷な時の流れを醸し出している。そしてある人物からの夢想の成就を残酷に告げる手紙が個人的に印象深かったです。 …続きを読む
    藤月はな(灯れ松明の火)
    2013年11月13日
    43人がナイス!しています

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