罪深き緑の夏

罪深き緑の夏

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
1991年03月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041785027
label

罪深き緑の夏

  • 著者 服部 まゆみ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
1991年03月07日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041785027

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「罪深き緑の夏」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 冒頭から描かれる“蔦屋敷”と呼ばれる洋館での美少女 百合姫との出逢いと妖しき野草への誘い、次々と目にする不可思議な事象が創り出す耽美な世界が素敵だ。ともに画家でありながら、脚光を浴びる兄とそれにぶら下が 冒頭から描かれる“蔦屋敷”と呼ばれる洋館での美少女 百合姫との出逢いと妖しき野草への誘い、次々と目にする不可思議な事象が創り出す耽美な世界が素敵だ。ともに画家でありながら、脚光を浴びる兄とそれにぶら下がる無名な弟の羨望と嫉妬がぶつかり合う。その周囲に降り掛かる火災や薬物による作品の破損、事故による兄の婚約者が被る障がいなど不幸の数々の意味は…何より謎めき曰く付きな人物達が魅力的。加えて、ジャンヌ・ダルクや青髭男爵などの引用で相対する果敢と狂喜を紡ぎ出すのが絶妙。そしてまた背徳と哀愁に浸るうたかたの切なさ… …続きを読む
    nobby
    2018年08月27日
    106人がナイス!しています
  • mii22さんのレビューで。蔦の絡まる洋館、夏の日の邂逅。美しい兄妹、画家、旧家、義理の兄弟。これでもか!というくらい舞台装置が豪華でてんこ盛り。そして起きる事件。しかし事件よりも妖しい登場人物たち。……が mii22さんのレビューで。蔦の絡まる洋館、夏の日の邂逅。美しい兄妹、画家、旧家、義理の兄弟。これでもか!というくらい舞台装置が豪華でてんこ盛り。そして起きる事件。しかし事件よりも妖しい登場人物たち。……が多く、いやでも盛り上がっていきます。太郎の想いがあまりにも切ない。そりゃそうだよ。なさぬ仲の弟と義母、そして自分の父が目の前で家族として生きている。弟への嫉妬。そんな単純な想いではないと思います。いろいろ置き去りにされたこともあるけど、最後まで惹きつけてくれました。 …続きを読む
    papako
    2018年08月10日
    68人がナイス!しています
  • 少年の夏の一日、山奥に建つ洋館「蔦屋敷」を訪れた少年。日本が舞台にも関わらず小泉喜美子『血の季節』のような異国情緒漂う発端。さらには起こる事件も謎めいた火災に自動車事故、破損された絵と、事件自体は現実 少年の夏の一日、山奥に建つ洋館「蔦屋敷」を訪れた少年。日本が舞台にも関わらず小泉喜美子『血の季節』のような異国情緒漂う発端。さらには起こる事件も謎めいた火災に自動車事故、破損された絵と、事件自体は現実的なものにも関わらず、集う画家や作家たちに「青髭」「人形」「フレスコ画」「ラプンツェル」「ジャンヌ・ダルク」といったキーワードから、ミステリにもかかわらずどこか浮世離れした遠つ国の物語を読んでいるような気がする。真相を当てるというよりも、この物語の幻想に浸る、そんな読み方が出来、実に満足な一冊でした。 …続きを読む
    HANA
    2020年08月13日
    61人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品