怪談実話系6 書き下ろし怪談文芸競作集

怪談実話系6 書き下ろし怪談文芸競作集

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年06月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840139540
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怪談実話系6 書き下ろし怪談文芸競作集

  • 著者 京極 夏彦
  • 著者 平山 夢明
  • 著者 道尾 秀介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年06月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840139540

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「怪談実話系6 書き下ろし怪談文芸競作集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「怪談実話系」6冊目の目玉は直木賞作家の道尾秀介さんの参戦ですが、私が文句なしで気に入ったのは黒木あるじさんの古風な昔噺の怪談集でした。『椎名葉草』幕末の無名の画家が遺した旅日記の怪談噺を現代文に直し 「怪談実話系」6冊目の目玉は直木賞作家の道尾秀介さんの参戦ですが、私が文句なしで気に入ったのは黒木あるじさんの古風な昔噺の怪談集でした。『椎名葉草』幕末の無名の画家が遺した旅日記の怪談噺を現代文に直した書。「足餅のこと」ある村に毎月末に童の形の餅を四辻に備えるという風習がある。翌日には消えていてこれを怠ると足を攫われると伝えられ現にこの村には足の無い子供が多いと言う。「涙石のこと」ある大名の屋敷庭にある巨石が夜にすすり泣き翌朝周囲に水が溜まっており町内で必ず死人が出る。僧を呼び経をあげると泣かなくなった。 …続きを読む
    夢追人009
    2020年07月05日
    148人がナイス!しています
  • 創作と実話が混ざっているのかな?黒木あるじ氏の「椎名葉草」がものすごく良かった。青森版耳囊のようなもので、こう言うのがもう大大大好物なのだ。7にも収録されているらしい。早速買わなくては。 創作と実話が混ざっているのかな?黒木あるじ氏の「椎名葉草」がものすごく良かった。青森版耳囊のようなもので、こう言うのがもう大大大好物なのだ。7にも収録されているらしい。早速買わなくては。
    あたびー
    2022年10月19日
    38人がナイス!しています
  • いいね、流石の面子ですね。一人飛ばしたけど、さらりと読むのには充分です。道尾さんの安定感。黒さんもこの方らしさたっぷりで良い。でも作品より平山夢明の対談が一番面白かったかな。京極夏彦との対談は清々しい いいね、流石の面子ですね。一人飛ばしたけど、さらりと読むのには充分です。道尾さんの安定感。黒さんもこの方らしさたっぷりで良い。でも作品より平山夢明の対談が一番面白かったかな。京極夏彦との対談は清々しい毒々しさでファンにはたまりません。「あなたでもプレッシャー感じることあるんだね」って、平山さん、京極さんを何だと思ってらっしゃるの(笑) のびのびしながら「プロットもストーリーも排除した小説を書きたい」と語る京極さんと「だからあなたの小説困るんだよ」と突っ込む平山さん。大変楽しそうで何よりです。 …続きを読む
    カナン
    2015年01月25日
    31人がナイス!しています

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