京都怪談 おじゃみ

京都怪談 おじゃみ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年05月21日
ISBN:
9784840134064

京都怪談 おじゃみ

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年05月21日
ISBN:
9784840134064

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「京都怪談 おじゃみ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 《購入》京言葉が心地よい。受賞作のおじゃみが一番面白い。 《購入》京言葉が心地よい。受賞作のおじゃみが一番面白い。
    ゆみきーにゃ
    2014年05月08日
    39人がナイス!しています
  • 第4回「幽」怪談文学賞短編部門大賞受賞作品で本のタイトルにもなっている「おじゃみ」を含む6作品による短編集。神狛さんは、京都市生まれだけあって、全編京都の味わいが漂ってきそうな作品に仕上がっています。 第4回「幽」怪談文学賞短編部門大賞受賞作品で本のタイトルにもなっている「おじゃみ」を含む6作品による短編集。神狛さんは、京都市生まれだけあって、全編京都の味わいが漂ってきそうな作品に仕上がっています。「おじゃみ」が、ホラーとしてまた、情緒ある作品としてもダントツに印象深く、優れていると思います。逆に言えば、他の作品は残念ながら一段落ち、二段落ちと言わざるを得ません。「虫籠窓」「正体見たり」も怖さもあり、いい味を出しているのですがねェー。次の作品を楽しみにします。 …続きを読む
    kishikan
    2011年06月20日
    22人がナイス!しています
  • 京都で暮らす人たちの怪談。若い頃に遊んで、密かに出産。赤んぼをおじゃみに詰めて、そのまま放置。が、あるきっかけがあり、結婚して転居、一児のいる私の元に、その子がやってきます。そして、かまってもらいたが 京都で暮らす人たちの怪談。若い頃に遊んで、密かに出産。赤んぼをおじゃみに詰めて、そのまま放置。が、あるきっかけがあり、結婚して転居、一児のいる私の元に、その子がやってきます。そして、かまってもらいたがるのです。ずずずーっと体を引きずって。そして、その子はペットも夫も飲み込み…。どの話も、加害者も怖いけれど、そうなってしまったことを受け入れている被害者の方こそ、恐ろしいかも。京都弁というはんなりとした言葉使いの裏にある、ぞっとするような出来事に、ぞぞっとします。夏の暑い時に読めばよかった…。 …続きを読む
    バニラ風味
    2020年09月15日
    17人がナイス!しています

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