世界が終わる場所へ君をつれていく

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840111607
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世界が終わる場所へ君をつれていく

  • 著者 葛西 伸哉
  • イラスト 尾谷 おさむ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840111607

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「世界が終わる場所へ君をつれていく」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【★★★★☆(良い意味で裏切られました)】隣まちに突如宇宙から降ってきた《銀の樹》、それを好奇心から直接見に行こうとする平凡な……特別や非日常になんとなく憧れてみる年頃の“僕”と、バス停で偶然出会った謎多き少女 【★★★★☆(良い意味で裏切られました)】隣まちに突如宇宙から降ってきた《銀の樹》、それを好奇心から直接見に行こうとする平凡な……特別や非日常になんとなく憧れてみる年頃の“僕”と、バス停で偶然出会った謎多き少女の物語。1巻完結ものラノベにおいて「青春ボーイミーツガールの皮を被った何か」のような作品をたまに引くことがあって、そうした作品はだいたいトンデモ展開で好みじゃなかったり地雷だったりするので本作も警戒しながら読んでたのですが、これはまさしく純粋でまっとうな“ひと夏のボーイミーツガール”でした! …続きを読む
    (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2014年07月30日
    13人がナイス!しています
  • 読了 青森の塚良市に現れた「銀の樹」。 その正体は植物?動物?それとも兵器? 様々な憶測が飛び交う「銀の樹」の硝子の様な葉1枚でもと現地に向かう事にした少年と、道中出逢った少女。二人が「銀の樹」へ向かう一夏の青 読了 青森の塚良市に現れた「銀の樹」。 その正体は植物?動物?それとも兵器? 様々な憶測が飛び交う「銀の樹」の硝子の様な葉1枚でもと現地に向かう事にした少年と、道中出逢った少女。二人が「銀の樹」へ向かう一夏の青春ストーリー。 少女の抱えた問題:家族の事故死。 何かの間違いで唯一この世に残されてしまった彼女は「銀の樹」が自分の存在を殺し、間違いを修正してくれる物だと思い込んだ… 高校生で家族を失った受け入れ難い事実と、奇妙奇怪な樹の存在。思春期の想像力によって現実に対する諦観である「運命」を定義付け自分を …続きを読む
    凜音
    2023年08月06日
    10人がナイス!しています
  • 空から襲来した金属の幹とガラスの葉を持つ〈銀の樹〉を一目見るために自転車に乗ってひた走る少年は、道すがら白いセーラー服の少女に出逢う。彼女はあの樹は自分を殺しにきたのだと主張し、樹の元まで連れていって 空から襲来した金属の幹とガラスの葉を持つ〈銀の樹〉を一目見るために自転車に乗ってひた走る少年は、道すがら白いセーラー服の少女に出逢う。彼女はあの樹は自分を殺しにきたのだと主張し、樹の元まで連れていってほしいと頼んでくる。何にでもなれるはずの少年とすべてを失くした少女が〈銀の樹〉を目指した三日間の顛末とは――? 距離を縮めていく二人の姿を想像すると自然と笑みが零れてきた。青森という舞台設定がノスタルジーを誘う。ラストもよい。ガラスケースの中に閉じ込められて決して色褪せない種類の美しさを持つ物語だった。 …続きを読む
    りこ
    2020年07月25日
    8人がナイス!しています

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